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その他

2023年10月28-29日 湯浅町 白上山+シーカヤックキャンプ

栖原海岸現地集合。 海へ出る前に、サクッと184m白上山へ1時間の散歩。 山から湯浅湾を眺めます。 快晴で海面がキラキラです。 アイランドストリームに戻り、ガイドのツヨシさんからレクチャーを受けます。 共同装備や食料、水… 続きを読む »2023年10月28-29日 湯浅町 白上山+シーカヤックキャンプ

2021年10月30-31日安芸の宮島 シーカヤッキングとBBQとちょっと山

安芸でカヤック、晩ご飯にBBQで翌日サクッと弥山に登るという文字通りの計画です。   カヤックに乗り込む前に地元ガイドの方からレクチャーを受け、本州から宮島に向かって漕ぎます。 ほとんどのメンバーが初カヤッキン… 続きを読む »2021年10月30-31日安芸の宮島 シーカヤッキングとBBQとちょっと山

1月18~19日 本沢温泉中止から~の白樺湖スキー場

本日の予定は本沢温泉で温泉浸かり、まったりすること。 しかし登山口の稲子湯駐車場へ向かうが、レンタルしたハイエースがスタックして登らない みんなで押したり、タイヤにマットを噛ませてみたり… 悪戦苦闘の甲斐も… 続きを読む »1月18~19日 本沢温泉中止から~の白樺湖スキー場

2019年7月22日~8月14日 スイスアルプス①

M治&NS子=退職シニアのスイスアルプス山行記録です。

 

トライした山は、モンテローザ、ブライトホルン、マッターホルン、メンヒです。

いずれも、雪・岩のバリエーションルートですので、ガイドパーティーがとても多いです。

私達はガイドレスなので、ルートファインディングの苦労も楽しみの範疇(^0^)

 

【モンテローザ 4634m】

 

【ブライトホルン 4164m】

 

【マッターホルン 4478m】

 

【メンヒ 4107m】

 

 

山別ではなく時系列での1つのブログにしました。

日本を出発してから帰国するまでの記録です。

スイスでの計画を立てる場合に、役に立ちそうな経験も書いておきます。

 

自動翻訳機「ポケトーク」を持っていきましたが、Wi-Fi環境が整っていなければ、翻訳に時間がかかりすぎて(笑)

実際には、全く使えませんでした。想定される問題に直面した時に、どう話すかを、予め調べたり、用件のメモを見せたりして、なんとか乗り切りました。

スマホは、Wi-Fi利用のみでした。

エリアが変わる度、設定が面倒ですが、結構、しのげました。

 

登山地図(山岳地図)は空港駅の書店でも購入可能ですが、日本の国土地理院発行と同じような地形図を、事前にネットからダウンロード、印刷しました。縮尺、用紙サイズ、磁北線の記載、印刷範囲…自在に出来ました。

ただ、日本の登山地図と違って、バリエーションルートの記載がありません。しかし、小屋までは、一般登山道なので青色ライン、最寄り駅から登山道分岐までは赤色ラインで記載されているので、わかりやすいです。

 

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7月22日(月)

18:30関空発のキャセイパシフィック航空機で、香港経由でチューリッヒへ向かう。

少々長い日程に、NS子の友人が、御守りを手作り、安全祈願してくれました。

 

香港空港で、M山友会のDさんと合流。

 

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7月23日(火)

0:05香港発 朝6:10頃チューリッヒ到着

両替所で5万円をスイスフランに両替。

チューリッヒ空港駅で、スイスハーフパスとツェルマットまでの切符を購入。

(スイスは、山小屋も電車の切符も買い物も全てクレジットで賄えた。

現金しか使えないのはバス、有料トイレ、コインランドリ-だけだった。

手数料もあり5万円→392CHFだったし、両替所はツェルマット駅にもあるので、結果的には1万円でも十分だった)

フィプス行きの列車に乗り、フィプスでツェルマット行きの列車に乗換え。

(電車は時刻表をネットで事前に調べておけば、乗換駅、プラットホームも事前にわかる。また切符を買うときにタイムテーブルを頼めばプリントしてくれる場合もある)

バスで宿泊地ツェルマットユースホステルへ。荷物をデポして、ツェルマット見学と買い物。

 

ツェルマットでは、ガソリン車NGなので、タクシーもバスも電気自動車

 

ツェルマットユースホステルの食堂の窓から、マッターホルンが!

 

ツェルマット駅前には、馬車

 

羊の散歩…アルプス情緒を盛り上げる

 

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7月24日(水)

時差対策とモンテローザ取付きの下見を兼ねて、ローテンボーデン周辺のハイキング。

まだ高山植物もきれいだった。リッフェルゼー湖・リッフェルホルン~リッフェルアルプ駅までハイキング。

 

 

 

エーデルワイスも見つけました。

 

リッフェルゼー湖に映るマッターホルン

 

マーモットの巣穴

 

 

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 7月25日(木)~26日(金)

モンテローザ登山

(モンテローザヒュッテ泊まり)

 

(モンテローザ小屋は、朝、電話で予約が取れた。ツェルマットは公衆電話がどこにもないのでまいった。今回は、テレフォンキャビンの場所を聞いたお店の方が親切でスマホを貸してくれた。駅前のインフォメーションセンターでは、小屋の電話番号を教えてくれたが、電話は使わせてもらえなかった。アルパインセンターはあくまでガイド前提なので、小屋の予約オンリーはしてくれない。)

※駅前にモンベルの店があり、日本語を話せるスタッフもいて、後日、困ったときに相談できて助かりました。感謝!!

 

【行動記録】

725日(木)

 9:13ツェルマット発

 9:50ローテンボーデン駅発

 11:05氷河入り口着(ハーネス・アイゼン装着、アイザイレンなし)

 11:30氷河取付き

 12:37氷河出口

 15:20モンテローザヒュッテ着

726日(金)

 2:00朝食(登山者以外は6:007:00に分かれて食事)

 3:30ヒュッテスタート(ハーネス・ヘルメット着用)

 5:30氷河入り口(アイゼン・ピッケル装着、アイザイレン)

 6:00氷河取付き

 10:00 4029mのコル着(登頂は難しいので今日中にツェルマットに下山することにする)

 14:00ヒュッテ着(15:00ヒュッテ発)

 18:40ハイキング道に出る。

 20:12ローテンボーデン駅発最終列車乗車。

 21:40ツェルマットユースホステル着

 

1日目は、ヒュッテまでなので4時間程度(氷河迄1時間30分、氷河から2時間30分)を予定。

登山道標識の下にポスターが張ってあり、地図に出ているルートではなく,氷河を登っていくパノラマルートを案内している。

地図に載っているルートには、誰も行かないので通行禁止かと思った。

下山してくる人に聞くと登りは3時間半、下りは2時間半程度とのことなので、当初考えたよりは少し時間がかかりそう。

氷河の取付きで、アイゼン・ピッケルを装着。

クレパスがどんな様子かわからないので、アイザイレンはせずにスタート。

途中、ポールが立っているので、目印にして登っていく。

登り切って傾斜が緩くなってくると(2900m程度)右側にトラバースする。

トラバースが終わったあたりから、クレパスが現れる。初めて経験するのでかなり怖い。

 

 

ポールもわかりにくく、クレパス帯の踏み跡を探しながら,ヒュッテ方面に進むと、やがて氷河はいったん終わる。

アイゼンを外して、登山道を進む。

 

ヒュッテまでのトレースはしっかりついているので迷うことはない。

ほぼ28002900mの範囲のトラバース。

ヒュッテまで1時間30分~2時間ぐらいかと思っていたが、クレパス通過の緊張も取れたせいか、また、アップダウンも結構繰り返しで、急にスピードダウン。2時間30分ほどかかってしまった。

ヒュッテは目前に見えてはいるが、最後はカールに沿って回り込むため、結構距離もあったようだ。

カールでは3回程、渡渉を繰り返す。最後の渡渉は、少し危うい橋を渡る。

 

 

ヒュッテまでもう少しというところで、雨が降ってきて雷が鳴りだした。

午後から天気が崩れるのはよくあるらしい。

 

 

ヒュッテに着いて、ビールを一杯飲んでから明日の取付きの下見をする(登り1時間、下り40分)。

モンテローザヒュッテは、八角形の新しい建物で部屋も2段ベッドだが結構広く、寝具も毎日取り換えているようで、とっても気持ちがよい。1階は、入口兼登山者の荷物置き場にもなっていて、受付・食堂は2階にある。食堂も広くて明るく快適だった。もちろん、トイレは水洗だった。部屋は3階と4階で我々は4階の部屋(7人部屋)だった。

夕食はスープ・サラダ・メインデッシュ(今日はカレー風味のライス料理)・デザートとフルコース。但し,水分は一切なく、すべて別料金になっている。朝はパン・ハム・チーズなど、水はハーブ味のお湯を11リットル目安にいただける。

 

2日日は、早朝の2時朝食。予め、テーブルに名前入りで席が確保されている。

Dさんがヘッデンを忘れたこともあり遅めのスタートにしたのでゆっくりと食事。

ガイドパーティーは230分頃に、それ以外のパーティーは3時過ぎからスタート。我々は330分にスタート。

今回は高度順応も兼ねていたので、第1目標は4000m付近のコルまで行くこと。

その時点で、山頂を目指せるなら、ヒュッテでもう一泊し、難しいなら今日中に下山することにした。

ガイドらのヘッデンの明かりを目標に、暗闇の中を踏み跡とケルンを頼りに進む。

今年のルート(中央ライン)は昨日下見をしたルート(右側ライン)とは違っているので少し焦るが、試行錯誤しながら、何とかトレースをたどりながら進む。

やがて急登になる。右側から回り込むように登っていくと、明るくなってくるころには、かなり明瞭な踏み跡にたどり着き、赤いポールも出てきてルートは明瞭になる。

 

登り切ったところが氷河の入り口。

ここでアイゼン・ピッケルを装着し、アイザイレンをして登ることにする。アイザイレンは、NM治-Dさん―NS子の順。NS子の気分が悪くなったようだ。高度順応にも苦労している。

氷河に入って緩い傾斜のトレースを辿っていくと、50度くらいの急斜面が現れる。そこを登り切ったあたりからクレパス帯になる。先行パーティーのトレースをたどりながら慎重に歩を進める。

 

朝のうちはトレースも明瞭で、雪(氷河)も締まっておりそう不安は感じなかった。クレパス帯を通過すると、急こう配の斜面になり、トレースも明瞭だ。緩斜面と急斜面を繰り返しながら、高度を上げていく。敏子だけでなく出来島さんのスピードも落ちる。やはり、高度順応に苦労しているようだ。思えば、昨日もトラバースになって急にスピードが落ちたが、高度順応の影響もあったのだろう。1時間ごとに休憩をはさみながら少しずつ登っていく。

やがて左手にカーブして急斜面を登りきると4029mのコルになる。

この辺りからはモンテローザの山頂がよく見える。

コルを登り切ったところで、山頂を踏んだガイドパーティーが下りてくるのと出会った。

登頂は時間的に難しそうなのでここで引き返すことにした。

下りで難しかったのはクレパス帯の通過だった。

ところどころ踏み跡が消えており、氷河も緩んできており、どこを渡ればよいか判断が難しい。

先に降りたパーティーのトレースを辿っても、1mあまりのクレパスはジャンプして渡ったようだが、シニアパーティにはどう考えてもリスクがある。

結局、かなり上まで戻って、安全そうなところを探しながら進んだ。

に表面の雪が白く柔らかそうなところは、隠れクレパス。

踏み抜けばクレパスに落ちてしまいそうな不安感がある。

どうも氷河の下部に行くほどクレパスの幅は広がっているようで、できるだけ上部で渡る方が良さそうな気がする。

クレパス帯を通過して一安心。

そこからは来た道を引き返すのだが、できるだけ氷河を活用して、下れるだけ下ると登って来たルートとは少し違う道に出る。

このルートはところどころに雪(氷河)も残っていて、近道になるようだ。

氷河を抜けてからは、約1時間強でヒュッテに着いた。

ヒュッテでは荷物を整理して大休止をしてから下山する。

下山は,出会った日本人に聞いていたので、パノラマルートではないルート(地図のルート)で下ることにする。

この道なら1時間短縮できると思ったが、なかなか厄介なルートだった。

まず,ヒュッテから見える湖(大小2つ)まで降りる。

途中から雨が降り出し、雷も!

そこからさらに、ごつごつした岩場を氷河迄下る。

氷河の上にポールがあるので渡りやすそうなところを探して登る。

氷河はすぐに終わるが、どこからこの崖を登って、ハイキング道に出るのかと思うと不安になる。

ポールを頼りにどんどん進むと、やがてV字型に進む場所に来る。

何度か登りと渡りを繰り返すと、再び氷河に出会う。

再びアイゼン・ピッケルを装着し、アイザイレンをする。

登り切ったところにポールがあり、氷河を降りると再び登山道になる。

氷河を降りる橋が壊れており慎重におりる。

この先は、下から見ると急な崖のようだが、実際にはしっかりした登山道がついている。

フィックスロープも張られていて全く心配はなかった。

ここを登り切ってさらに進むと橋が架かっており、その先に5060段はありそうな梯子がかかっている。

ほぼ垂直で高度感がある。登りきるとハイキング道に出る。

この時点で640分、最終電車が812分なのであまり時間がない。

何とか滑り込みセーフでツェルマットに戻る。

 

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7月27日(土)

雨。午前中は、洗濯、荷物の整理。

午後は、マッターホルン博物館の見学。

 

マッターホルン博物館の隣は、五つ星ホテル

 

 

7月28日(日)

雨模様。午前中は休養。

午後は、ツェルマット散策と長逗留なので買い物先の視察。

(ミグロスは最も品ぞろえがよく価格も手ごろ。

但し、ミグロスにはアルコールはないので、隣にあるリカーショップで購入。

ビア1.2CHFで最も安い。

COOPはワインの品ぞろえが充実している。

DENNERはディスカウント店なのでウィスキーを買うならここがよい)

 

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 7月29日(月)

ブライトホルン登山

高度順応トレーニング(フルトラバース)。

色々あって駅構内でビバーク。

 

【行動記録】

729日(月)

7:00YH発

7:20ロープウェイ駅(途中乗換え)

8:00頃マッターホルングレシャーパラダイス(ハーネス・アイゼン装着、アイザイレン)

8:50スタート

11:00登攀開始

14:20懸垂地点(山頂まで1ピッチ)

17:10懸垂終了

19:10トレースに戻る

20:50マッターホルングレシャーパラダイス(ビバーク

 

早朝の雪の状態が良い時に、グレシャーパラダイスを出発したかったので、朝一番に朝食。

行動食のサンドウィッチを作って、ツェルマットユースホステルを出る。

 

グレシャーパラダイスのトイレは有料=2フランだった。

ハーネス・アイゼンを装着し、アイザイレンをして出発。

今日も順番は、NM治-Dさん-NS子の順。

 

最初は、トレースに沿って南下し、さらに平坦なトレースに沿って西側に進む。

 

トレースは、やがてハーフトラバースの道とフルトラバースの道に分かれ、我々はフルトラバースのトレースを辿る。 

間もなく,クレパス帯に出るが、規模も小さく、モンテローザで経験しているので、緊張はしない。

さらに回り込んで鞍部迄来ると、今度は、傾斜が強いところでは60度以上あると思われる急斜面を登る。

最後の直登部分は、氷河の表面が氷結しており少し緊張する。

登り切ってトラバースすると雪のほとんどない岩場に着く。

もちろん、このルートは初めてで、少し緊張する。

 

最初は、残置の支点があったので,2ピッチ、スカタットで,トラバース気味に進む。

2級+程度と思われる。

少し様子が分かったのと、時間もかかるので、その後は、残置支点もないのでコンテで進むと、切り立った岩場が現れる。

残置の支点もあるので、再びスカタット(2ピッチ)で登る。

2級+~3級程度と思う(追い抜かれたガイドから、ピナクルでの確保について,アドバイスを受ける)。

その次は2級程度、先頭をDさんにお願いする。

 

 

トラバースの最後、次の岩場の手前の下りで、Dさんが迷っていた。

確かに難しそうなので、ロープで確保してもらいながら慎重に降りる。

この下りが3級程度で一番難しかった。

 

次は急登なのでロープを使って登ったが、実際にはホールドも多く、見た目ほどは難しくなく、2級プラスか3級マイナス程度。

岩場は続き、最後の急登になるが、見える範囲は2級程度に見える。

登り切った後の山頂へのトラバースがヤセ尾根で、少し難しそうなところだ。

 

あと30分程度で西峰の山頂だと思っていると、下から声が聞こえる。

 

どうも、懸垂下降で、ロープが引っかかってしまったようだ。

しかし、ロープを投げようとするとだめだという。

身振り手振りと片言の英語では通じなくて、僕が下りた方がよいのかと尋ねると、そうして欲しそうな返事だった。

まだ230分前なので、ここから懸垂で下りても、2ピッチ程で下りられたら、最終列車に間に合うと,安易に考えたのが間違いだった。

 

NM治が、懸垂で男性のところにおりて,話を聞くと,やはりロープが重くて引けないとのこと、しかも岩の陰の見えないところに3人おり、テラス(「ルーム」と言っていた)が狭いのでそれ以上の人数は難しいとの話は分かった。

DさんとNS子も、降りて合流することにする。

残置支点を準備、改めて、懸垂支点を作り直して、DさんとNS子も降りる。

やっとロープが引ける状態になった。

 

ここからが、長い長~い懸垂が始まる。

狭い「ルーム」迄とりあえず全員がおりて、懸垂を繰り返す。

オランダから来た4人パーティーは、今日はビバーク(ビバークの割に軽装備だったが)して、リスカム方面に縦走するつもりのようだ。

 

7人が56ピッチ懸垂するので、非常に時間がかかる。

我々は急ぐので、最終の短いピッチは、30mロープで我々が先に懸垂で氷河まで降りた。

 

途中からガスっていたので、上からはわからなかったが、クライムダウンで7080mぐらい下りると、前方に大きなクレパスがあって、ここの通過が難関だった。

飛び降りても2mぐらいだが、クレパスの深さが分からないのと、シニアなので、骨折などしたら、後が大変になる。

まずは、DさんとNS子に確保してもらった状態で、NM治が下りる。

クレパスは雪で埋まっているので、そう心配はなさそう。

NS子Dさんさんも何とか降りた。

 

 

ガスは晴れたので、安全に渡れそうなところを後続のパーティーに伝え、我々は先に進んだが、振り返ると、そちらへのトラバースも難しそうで、結果的に我々と同じところから降りることにしたようだ。

我々と違って若いので、2mぐらいある段差は飛び降りたようだ。

 

すでに、氷河帯に降りた時点で17時を回っており、ビバークを覚悟したが、もしかするとグレシャーパラダイスの構内に入れるかもしれないとも思う。途中で明かりがついているのを見て、誰か残っているかとも思い、先を急ぐ。疲れもあり、ルートトレースに戻ってから1時間3040分でグレシャーパラダイス駅に着いた。

 

自動扉が開き構内に入れる。

しかも構内を進むと、反対側に、従業員の休憩室のような部屋があり、そこは暖房もつけっぱなしになっていた。

この部屋でビバークをしたが、長椅子もあり、結構快適なビバークができた。

 

 

 

 

翌朝7時前には、朝一のロープウェイで従業員が登ってきて、どう言い訳するか考えていると、心得たもので、顔に両手をあてて、よく眠れたかとポーズをしてにっこり(これには後にみんなで笑った)。

折り返しのロープウェイに乗って、降ろさせていただいた。

 

この日はツェルマットユースホステルに戻って、昼頃までゆっくり眠った。

 

なおグレシャーパラダイス駅からは,マッターホルンの朝焼けもよく見えるが、6時には、ソルベイ小屋に泊まったと思われるパーティーは、既に「肩」を過ぎている!

フライングで、ヘルンリヒュッテを出発するパーティーも結構いるらしい。

 

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7月30日(火)

下山。朝食後、睡眠。午後からスネガ散策。

5つの湖を廻る。花も綺麗だった。

マーモットも見かけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 7月31日(水)

マッターホルン下見

 

天気は曇り(マッターホルンはガスの中)。

ヘルンリヒュッテの予約を兼ねて下見。

 

 

 

 

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 8月1日(木)

午後から天気が崩れる。

完全休養日。洗濯と買い物。

8月に入り天気は不安定になる。

 

ツェルマットユースホステルの部屋

ツインルーム

60㎝×60㎝の小さな窓1つ

 

 8月2日(金)

雨、午後から雨あがる。

完全休養日。

マッターホルンの最終意思統一

  1. タイムテーブル(目標) スタート5時。
  2. ソルベイヒュッテ8時~8時半。
  3. 山頂11時~11時30分。
  4. 下山判断の最終タイムリミット12時。
  5. ヘルンリヒュッテ18時
  6. 全員でルーファイ。
  7. 特徴ある地形を頭に入れる。
  8. アイザイレンはしない。
  9. 順序はNM治、NS子、Dさん(他会)とする。

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2016年12月3~4日 納山祭 千羽ケ嶽の拇指平からのクライミング見学

千羽ケ嶽の拇指平からのクライミング見学   拇指といっても上の写真ではなく、下の写真、平らな岩盤のことである。   この拇指平は見た目は素敵であるが動物のフン?で臭い。 ここで我慢しながら、仲間のクラ… 続きを読む »2016年12月3~4日 納山祭 千羽ケ嶽の拇指平からのクライミング見学