滋賀県西大津にある岩場、終了点から琵琶湖が一望できる
初めて会の例会として取り組んだ。
はるばる姫路、西宮から参加してくれるのに、面白くない岩場だったら、登るところが
なかったらと、取り組んだものの無事終了するまではドキドキだった。
実際、こじんまりとした岩場なので、地元のクライマーや大阪からの知り合いも来ていて
混雑感は拭えなかった。しかし、地元の方々は、遠くからやってきた私達にとても好意的で
優先してルートをトライさせてくださったり、本には載っていない新しいルートもあるということで、ルート名を記した一覧表もくださった。
ルートの説明やムーブのアドバイスもしてくださり、帰る時までとてもお世話になった。
岩場自体は、六甲の烏帽子岩とかに比べて、少し辛いグレーディングのように感じた。
丁度、我々が登ったルートのある面は東を向いており、午前中は日差しがまともにあたって
とても暑かった。それに前日の雨の影響で、高湿度で、岩がヌメっているのか、自分の手がヌメっているのか、とても保持しにくかった。しかし、午後になると日陰部分が増えてきてグンと過ごしやすくなった。
この岩場は一つの岩塔で、そのまわりにルートがあるのだが、午前中に蔭になっている(私達の登った面の裏側)にも、簡単なルートがあるのだが今回はいい状態ではなかったのでトライしなかった。
終了して、みんなの楽しかった、また来たいという言葉を聴いてホッとした。各ルートの終了点あたりから一望できる琵琶湖をみんなに見てもらえて良かった。
今度は9月に取り組む。今回の経験で少しは余裕を持った取り組みができるだろうし、み
んなも違うルートにもトライできるのではと思う。
ノーマルルート、オダハングのある面
ノーマルルートを登るKMさん
オダハングにトライするNMさん
撮影位置を変えて撮ったオダハングのNMさん。
このハング越えがポイントです。
メインウォールの左。
グレードは高くないのですが、スラブで、今回は濡れ気味で少々気持ちが悪かった。
初見トライ中のNSさん。
メインウォール。ロープの見えている中央はバスフェイス、白鳥の湖のある面。
その面から右に回り込むように壁は続いています。
今回は、そちらの面は、トライ出来ず。
白鳥の湖を登るOMさん。左のカンテを越えていきます。
バフフェイスは直上して、ハング右端あたりの弱点を乗り越していきます。
バフフェイス下部のNSさん。これが5.9?ちと辛目に感じました。