20日21日は白山で花を愛でる山行予定でしたが梅雨前線が北上せず雨予報のため中止に。
なので、ちょっと前から気になってた乗鞍岳から西に伸びる尾根の破線を目指して、白山の参加者5名で歩いてきました。
最終目的地は池塘が広がる湿原だけど、とりあえず行けるとこまで。

20日12:00に阪神今津駅集合で出発。高山市内で高山ラーメンを美味しく頂き、ご当地スーパーで朝食の買い出しをして登山口の国立乗鞍青少年交流の家で前夜泊。
※国立乗鞍青少年交流の家に前夜泊の旨と車のプレートナンバーを事前に連絡しました。

乗鞍岳剣ヶ峰の南西2730mの薄いピークから伸びる千町尾根にある千町ヶ原の湿原を目指し、まずは丸黒山へ。

手入れが行き届いて歩きやすい登山道を歩きます。●/60の標識は刻みすぎてあまり参考にならない…かな。

枯松平休憩所。
凄く立派なログハウスで、テラスの奥は土間+板間の避難小屋(共に8畳くらい)。雪山登山の中継地で便利だと思います。

白山みたいな花の乱舞はないけど、時折楽しませてくれる倒木更新の針葉樹幼木や花とキノコ。

3時間で丸黒山。ヤマップではここまでって記録が多いですね。
この先、丸黒尾根の笹の草刈りが捗ってるみたいなので進みます。
もっと晴れるかと思ってましたが乗鞍岳方面の展望は良くなかった。

ピンクテープを追って刈り払った歩きやすい笹が生い茂る登山道を進みます。テープはてっきり冬登山用かと思ってましたが…

笹で埋まった登山道を刈りながら進むための目印だそうです。行き止まりはまさかの草刈り最終点。
高山市から委託されて数日かけて草刈り作業を担っているお兄さん二人。
普段何気なく歩いている登山道ですが、こうやって登山道が維持されていると思うと頭が下がります。
追い抜いて藪漕ぎは嫌なので、片道5時間だしここで折り返し。後悔はありません。

綺麗に刈られた登山道を戻り、丸黒山の急登を登り返し、青少年交流の家に帰還。
標高1500mスタートのせいか、暑かったけど木々の日陰もあって快適に歩くことが出来ました。
次は、国立乗鞍青少年交流の家に自転車か車をデポ、ほうの木平駐車場から畳平、乗鞍岳剣ヶ峰から下り調子で千町尾根の湿原を歩いてみたい。湿原は桃源郷のような場所だそうですよ。

帰りは1ヶ月ぶりの国八食堂で豆腐定食と単品ホルモンで。
やっぱり美味しかったです。