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2021年2月27~28日 麦草岳 薪ストーブ山行

避難小屋の薪ストーブでご馳走を食べる山行。
薪二束、重い肉とたっぷりの食材をN夫妻、SRさんを重点的に分担して担ぐ。
 

地形図も色濃い急登を小屋まで1000m登る。
SRさんは薪の重さもなんのその、スノーシュー装備。
ヒールリフターがめちゃくちゃ良いと三回ぐらい言う。

六合目からはトラバースが続き、南に面した所が緩んでいやらしい。
見晴台で道々木の間から覗いていた御嶽、乗鞍、笠ヶ岳と続く北アルプス、

その奥に白山、目指す稜線から続く将棋頭、木曽駒ケ岳が遮るものなく見渡せる。

 

 

避難小屋に到着、今日はここまで。薪ストーブに火を入れ、宴が始まる。

まずはSSさんが持ってきてくれた玄米餅。
こんがり焼いて、黒糖とみりんの甘さが絶妙なタレに沈め、
海苔を巻けば絶品磯辺焼き。何個でも食べられる。

 

 

NAさんが作ってきてくれたビーンズサラダは、
ワインビネガーに玉ねぎが効いて箸が止まらないし、お酒も進みすぎる。

 

 

いよいよFさんが仕込んできてくれた重いお肉のお出まし。
フライパンで焦げ目を付け、ホイルに包んでストーブの中へ。
遠赤外線でじっくりと調理。切り分けると瑞々しい断面に喉が鳴る。

 

 

ブロックベーコンの塩気とコーンの甘さがたまらないポテトサラダまである。

 

 

NAさんがL字に折れながらも、丸々一本大事に背負ってきてくれた、
ガーリックとバターを仕込んだバケット。
ストーブでこんがり、ふんわり、遠慮という言葉を忘れ手を出し続ける。

 

 

〆は魚介いっぱいのFさんのブイヤベース。
絶え間なく振舞われるご馳走に、ここは一体何処なの?と迷子になりそう。

 

 

翌朝は前日のブイヤベースにクリームチーズを入れてリゾットに。
魚介の出汁とチーズが素晴らしい仕事をしている。

ホカホカ温まり出発。雲一つない快晴、太陽がめいいっぱい輝き散らす。

 

樹林帯の急登を抜けると、馬蹄型の先、茶臼岳の稜線に遮られていた北アルプス、
後立山連峰、頚城山塊、八ヶ岳も見えてくる。

 

 

2000mを超える稜線なのに、風はそよとしか吹かない。

 

さらに進むと木曽駒ケ岳の横に宝剣岳、木曽前岳の右手には三ノ沢岳が見え、
遠くその後ろには空木岳の姿も。

 

あまりにも天気が良すぎて、麦草岳山頂でしばし井戸端会議。

 

小屋に戻って後片付け。下りはあっという間。

 

下山後はいつもはこってり、しっかりのご飯が食べたいが、
今回はもう満たされ過ぎているので素敵な町屋カフェへ。
美味しいケーキとコーヒーご馳走様でした。

 

薪ストーブ山行、メインの宴会は言うまでもなく、
麦草岳も想像以上に素晴らしかった。

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