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2020年10月31日 近江坂(滋賀県側)

まあ、なんでもない道行きですが…ちょい前から気になっていた近江古道の端緒を歩いてきました。

 

往路の新快速車中では、土曜日の朝の定番はNHK−FM、バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」をスマホアプリで聴きながら…

イントロでの曲名あてはないけれど、この日のラインナップは、

スティービー・ワンダーとヴァン・モリソンの新曲に始まってもうたまらん、

我が最愛のThe Bandのナンバーと続き、

終盤は先だって他界したゲーリー・ピーコック(R.I.P.)の和製由来の曲、

最近悲しい報せが届いた我らがキースと続いてしまうからもう大好物ばっかり。

ネットを介して何でも聴けてしまう、ホンマ便利な世の中になってしまったもんです。

 

近江今津駅9:15発の高島市コミュニティバス総合運動公園線南まわりに乗車し伊井バス停で降車、酒波寺まで歩く。
何かに記されていたのに倣ったが、次の酒波で降車すればよかったみたい。(ー ー;)

 

酒波寺そばに設置された概略図に近江坂も記されいた。

青蓮山県民花の森とある石碑の横に近江坂の標柱あり。
ここから。

 

近江坂は近江酒波神社ー若狭の闇見神社間。

往時は経典を載せた馬も行き来したとか。

 

しばらく舗装路が続き

ここから山道へ。

道標は「古道 近江坂」で統一されている。

 

所々に東屋が整備されていて

 

 

峠状の分岐とか

 

幾度か側に整備された車道にクロスし、再び古道に…の繰り返し。
 

赤坂山手前でまた車道に。

 

こちらの東屋からは

竹生島とその向こうに伊吹山が
しかして、この界隈では平地でもこの構図で眺めやれる。

 

ピラデスト今津のゲート

その脇から古道に復帰、

 

ピラデスト今津の敷地内?を通り

 

平池着、本日は深入りしないで、ここまでとする。

 

 

往路をそのまま戻って

 

酒波寺に戻りお終い。

 

先だって(7月末やったか)、やっとこさ三宮の古書市で金久昌業さんの「北山の峠」上中下全3巻を入手、箱付きです。
とうとう実物に見え、状態も良好だったんで、迷わず…いや(記載されてある定価のほぼ倍の値だったんで)泣く泣くか…レジに向かいました。
自粛継続で山にはお金がかかってなかったこともありまあええかと、いやもう個人的には大奮発。
歩いたことのある峠の名称を目次から拾い出してぼちぼち目を通すばかりで、未だ上巻さえ読み終えてませんが、内容はそらもう面白し。時間を要するも地図や地形図を眺めながらゆっくり読み進めるのがホンマ楽しい。
近江坂は上巻の最後に載ってますが、このルートは草川啓三さんの著作に教えられた。滋賀側のとっかかりでしかないけれど、今後も自身の現状を踏まえ、ここいらも相応に取り組んでいければと考える次第。
淡海湖(処女湖)の方は工事中とのことで、平池までとした。
この日は平池でお一方と出くわしただけ、終始静かな山道なるも紅葉はほぼ無縁の道行きでした。

 

蛇足ながら、復路の新快速では、

マイルスの「Live Evil」と言うか、「The Cellar Door Sessions 1970」でのキースの超絶インプロビゼーションを楽しみながら、帰神の途に着いたのでした。

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