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2020年11月6日 京都北山 三国峠

広義で解釈すれば間違っていないのだろうが、この3府県が交差する位置を京都北山と括ってしまってよかろうか?
私のアプローチは滋賀側からやし…
最寄駅を5時前の始発で出立し、大阪駅ー安曇川駅ー朽木ー生杉と電車・バスと乗り継いで9時半頃の着。

遠かった…(-_-;)

 

生杉の集落から三国峠方面

 

若走路谷の三国峠登山口

 

進行方向の谷の左手は植林で右手は自然林

 

そろそろクチクボ峠に…と思っていたが、

 

ルート表記の標柱にはナベクボ峠とある。???

 

ここいらも昨今は高島トレイルの一通過点的意味合いでしかないのかも。

 

後に調べ、クチクボ峠でありナベクボ峠であるのを理解する。

◯経墓とある石標があったりで、これも謎?

 

曇天ではありますが、自然林の中を往くのは気持ち良い。

 

三国峠へ

 

山頂は360°樹々に遮られて眺望はアウト、
でも樹間からけっこうあちこち眺めやれる。

 

向かって右手に下りれば芦生、やろうと検討をつける。
現在は入林禁止みたい。

 

本日は東面から、ユルくブナ原生林側に下るのみとしている。

 

地蔵峠方面との分岐点

 

ブナやカエデ等けっこう色づいている。
晴天じゃないんで、イマイチ映えませんが。

 

おにゅう峠から百里ヶ岳方面

 

 

ブナ原生林側の登山口

 

生杉に戻る車道沿も色づいてます。

 

生杉の集落に戻ってお終い。

生杉の集落からの百里ヶ岳

 

生杉から朽木への午後からの上りのバスは、13:35と17:15のみ。

初めて訪う場所でもあり深追いはできぬと、もとより短めの行程を想定していた。

実際、歩いてみれば早く到達してしまい、三国峠山頂にてはもう少し先に進んでみようかと迷ったが、今回はあくまで下見的気分で考えていたので、当初の予定どおりにブナ原生林登山口方面へ歩を進め早めの下山とした。
齢を重ねるごと、何かと弱気になってしまう今日この頃。

高島トレイルを縦走するなんて気はないけれど、こちらの稜線を辿るプランは色々と考えているので、まあ次の機会に。
クチクボ峠かナベクボ峠か?
「北山の峠」を紐解いてみれば、何のことはなかった。下巻にクチクボ峠で載ってます。
若狭側は鍋窪谷でその源頭にある峠なので、ナベクボ峠。
近江側の呼称がクチクボ峠とのこと。森本次男さんの「京都北山と丹波高原」でもそう記載されていてそれを踏襲したとある。
で、こちらを参照してみた。
国立国会図書館デジタルコレクション 京都北山と丹波高原
なるほど~。
ずっと曇天だったんで、紅葉の冴はイマイチ。

しかして、生杉ブナ原生林登山口に下山する頃に陽が差してきたり。( ̄▽ ̄;)
往路にて、生杉の集落で農作業をされていた方にご挨拶、
復路にてもいらっしゃったので、挨拶がてら少しお話させていただいた。
生杉は遠かったけど、ええとこでした。

 

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