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2015年9月24日 奥穂高岳南稜ルート

9月24日は昼から雨の予報となり、気分はとてもブルー。
次回の参考になるように、行ける所までと、気持ちを入れ替えて、出発。
前日、下見をしたので、アイゼンの装着場所、外す場所も決めていた。
奥穂高岳南稜は、ルート選定がなかなか難しい。
明瞭な踏み跡はないし、岩登りも3級レベルがあちこちにあるので、
自分が登れるルートの見極めが大きなポイント。
天気が心配なので、スピード重視を意識した。
トリコニー1峰の登りで1回ロープを出した。
結果から、ロープ出さなくてもOKだったが、迷っているより、
安全確保して登ったのは、よい選択だったと思う。
このルートは、バリエーションルートの醍醐味たっぷりだった。
次回は、ルート外のトリコニー3峰もしっかりと登りたい。
岳沢のテント場からは、トリコニー3つ、仲良く並んでいるように見える。

雪渓対応を慎重に登ります。

ここで、アイゼンを装着。

雪渓から岩場に移れる所は、ここ1ヶ所でした。

私達は、左側(扇沢寄り)からアタックしました。

右側、大滝のある柱状節理の岩壁には、残置ハーケン等あるそうですが、
シュルンドが凄くて、もっと雪のある時にチャレンジしたいです。

これから、どの方向から行こうか? お好きなように!
私達は、右のルンゼを目指しました。我慢のブッシュ帯です。

南稜ルンゼの高度感抜群です。

険しいルートですが、キイチゴがあったりします。

ハイマツ帯を抜けると、岩稜地帯。
やっと、少し先に、トリコニー1峰のピナクルが見えて来ました。

トリコニー1峰の登りです。

トリコニー2峰のピークにて。バックは1峰。

心残りな3峰。雲が下がっているので、割愛。先を急ぎます。

トリコニーに続いて、高度感たっぷりのナイフリッジが続きます。

南稜の頭に無事到着。すぐに、あられ、みぞれ、本降りの雨!

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