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2018年8月12日~14日 北海道山行⑨  旭岳~トムラウシ縦走

NM治&NS子=シニア2人の北海道山行=その9

旭岳(2290m)~トムラウシ山(2141m)

天人峡温泉へ下山

 

天気予報が良くない。

13日の夕方から雨との予報なので、

12日に忠別避難小屋迄行き、

13日トムラウシ山をピストンと計画。

 

 

▼12日(日) 雨(濃いガス)のち晴れ

6:00 始発のロープウェイ

6:30 ロープウェイ山上駅
6:50 旭岳石室
8:30 旭岳登頂(2290m)
9:35 間宮岳
10:30 北海岳
11:40 白雲岳分岐
12:10 白雲岳避難小屋
15:20 忠別沼
16:10 忠別岳山頂

15:20 忠別避難小屋

 

▼8月13日(月)曇りのち雨
5:30 忠別避難小屋出発
5:50 分岐
6:30 五色岳
7:50 化雲岳
8:05 避難小屋への分岐
8:45 ヒサゴ沼避難小屋
9:20 出発
9:55 木道
10:20 天沼

11:10 ロックガーデン
11:50 北沼分岐
12:15 トムラウシ山頂
(2141m)

15:30 ヒサゴ避難小屋
 山歩渓Kさんパーティーと合流し懇親。

 

▼8月14日(火)雨のち曇り

5:35 ヒサゴ避難小屋発

7:00 化雲岳

8:05 小化雲岳下のポン沼
10:00 木道に出る
11:30 滝見台
12:10 天人峡温泉に下山

12:45 天人峡温泉を出発
15:00 旭岳ロープウェイ公共駐車場

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

▽12日(日) 雨(濃いガス)のち晴れ  

 大雪山(旭岳)(2290m)

 

6:00始発のロープウェイに乗る。

 クルマは旭岳ロープウェイ駅の

 公営駐車場に止めれば無料。
 

6:30 ロープウェイ山上駅スタート

 

 

6:50 旭岳石室。

 管理人はおらず、宿泊禁止されている。

 

 ガスなので景色を楽しむことなく急ぐ。

 硫黄の臭いがする。

 ガスの合間に左の沢筋から、

 水蒸気が吹き出しているのが見える。

 徐々にガスは上がり、晴れ間も。

 ただ風が強い。

 

 

8:30 旭岳登頂。

 

 風が強く、寒い。

 (翌々日16日の早朝に初冠雪)
 

9:35 間宮岳。

 

 

 間宮岳からは、アップダウンの

 少ない快適な縦走。

 高山植物は、ほとんどない。
 

 

10:30 北海岳。

 

 

 

 ここからもアップダウンは少ないが、

 高山植物が見られる。

 紫色(リンドウ、キキョウ、エゾコザクラ、

 エゾノツガザクラ、ヨツバシオガマ、

 アカバナ、アザミ、イワブクロ等)、

 黄色(キリンソウ、タカネキンバイ等)、

 白色(終わりかけのチングルマ、

 ハクサンボウフウ、イブキトラノオ、

 ナンブトラノオ、シコタンハコベ等)

 

 岩場を登りきると白雲岳分岐。
 

11:40 白雲岳分岐。

 避難小屋への下りは、

 ハイマツ混じりの草原帯、

 ウサギギク、バイケイソウ、

 ミヤマキンポウゲ、

 タカネグンナイフウロ等。

   

     

 

12:10 白雲岳避難小屋。

 

 

 ここは、管理人が常駐しているようだ。

 テント場もある。

 我々は、忠別避難小屋泊まりなので先を急ぐ。

 トリカブトやトウヤクリンドウも見られ、

 北海道の山はもう秋を感じさせる。

 アップダウンの少ないハイマツ帯、

 湿原と乾燥した平原を快適に歩く。

 コマクサの群生もあちこちに見られる。

 黒いシュロソウやリンネソウも見られる。

 

 

  

 

15:20 忠別沼。

 ここからは、一登りで山頂に着く。

 

 

16:10 忠別岳山頂。

 

 山頂を過ぎると一転してお花畑になる。

 少し下ると、前方に、

 避難小屋とテントが数張り見える。

 ハイマツ帯を下る。

 少し行きすぎたのでないかと思うほど下ると、

 避難小屋への分岐がある。

 ここからは15分程度で避難小屋に着く。

 

15:20 忠別避難小屋。

 

 雪渓が残っているせいか、

 チングルマも盛りで、エゾコザクラ、

 エゾノツガザクラ等とお花畑を作っている。

 シマリスも見かけた。

 避難小屋には10人程。

 

 

▽8月13日(月)曇りのち雨

 トムラウシ山(2141m)

 

5:30 忠別避難小屋出発

 泊まり客の多くは大雪を目指すと思われる。

 我々は前日頑張ったこともあり、

 最後のスタートとなる。
 

5:50 分岐。

 

 ハイマツ帯の緩やかな登り、

 エゾイソツツジ、リンネソウ等の下草も。

 エゾイソツツジの花は終わっている。

6:30 五色岳。

 はるか前方にトムラウシが見える。

 

 トムラウシを眺めながら、

 ハイマツ帯から木道のある高層湿原地帯。

 

 トムラウシもぐんぐん大きくなる。

 この湿原地帯は、ヨツバシオガマ、

 ウメバチソウ、リンドウ、

 クロトウヒレン(群生も)、

 イワギキョウ等が咲いている。

 1ヶ月前であれば、チングルマや

 ウルップソウが全盛だったろう。

 チングルマが、大群落を作っている。

 これほどの群落は見たことがない。

 池塘が出てくると分岐は近い。

 

7:35 化雲岳分岐。なだらかな坂を登る。

7:50 化雲岳山頂 山頂には大きな岩がある。

 

 

8:05 ヒサゴ沼避難小屋への分岐。

 高層湿原の木道から下ると

 ヒサゴ沼が見える。

 イワイチョウがたくさん咲いている。

 エゾコザクラは、やはり可憐で嬉しい。

  

 

8:45 ヒサゴ沼避難小屋。

 

 

 まだ誰もいない。

 荷物をおいて軽装備で、

 トムラウシ山へのピストン。
 

9:20 出発。

 ヒサゴ沼に沿って進むと

 まもなく雪渓が残っている。

 雪渓の右にトラバースするのが

 正規の登山道だが、

 見落として雪渓を登る。

 登山道を踏み外していると気づくが、

 岩場を登ると踏み跡がある。
 

9:55 木道に出合う。

 

 

 踏み跡に×印がある。

 結果的にはショートカットだった。
 

10:20 天沼。

 

 ここからが日本庭園のようだ。

 小さな沼と大きな岩が続く。

 チチチという鳴き声が聞こえ

 黄色っぽい色でかわいい。

 ナキウサギだ。

 

 ガスで黄色の目印も分かりにくい。
 

 

11:10 ロックガーデン。

 岩稜帯を黄色のペンキ、杭、

 ケルンを頼りに登る。

 チチチとなくナキウサギの声が

 よく聞こえるが姿は見えない。

 岩場を過ぎ、草原帯を抜けると

 なだらかな斜面に出る。

 ここが山頂かと思っているとガスが晴れ、

 目の前に本当の山頂が見える。
 

11:50 北沼分岐。
  

 

12:15 トムラウシ山頂。

  
 

15:30 ヒサゴ避難小屋。

 40人程か。1階、2階共満員だ。
 メラピーク神戸、大阪のパーティー

 関西の顔見知りと同宿とは…。 

 

 山歩渓Kさんパーティーと合流し懇親。

 

▽8月14日(火)雨のち曇り

5:35 ヒサゴ避難小屋発。

 

 

7:00 化雲岳。

 

8:05 小化雲岳下のポン沼。

 直ぐに、ハイマツ帯になるが、

 昨日からの雨で登山道は、

 川になっている。

 濁流ではないが、かなりの水量。

 第二公園、第一公園と書いてあるが、

 ただひたすら小川と化した登山道を降りる。

 

 

 10:00 木道に出る。

 

 ここからは1.2キロの木道。

 木目に沿って、滑り易い。

 紫色の ギボシが咲き乱れ、感動もの。

 普通見るのは薄い紫だが、

 ここはかなり濃い紫色。

 

 

11:30 滝見台。

 ベンチもあり、羽衣の滝が全貌を見せる。

 

 

12:10 天人峡温泉に下山。

 

 

12:45 出発。
 お昼を食べ、少し休憩して、

 荷物をおいて旭岳温泉に向かう。

 まずは急登を登る。

 5.5キロの登山道は、

 荒れていてかなりの倒木。

 1時間余りで瓢箪池。

 更にアップダウンを繰り返すと、

 野営場に出る。

 車道を歩くとまもなく駐車場に着く。

15:00 旭岳ロープウェイ公共駐車場

 

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