NM治=シニア1人の北海道山行=その10
幌尻岳(2052m)
雨で停滞3日の後、
やっと幌尻岳を登る機会がやって来た。
15日の夜から16日の朝にかけて
大雪山では初冠雪があったとのこと。
昨年より20日以上早いらしい。
幌尻山荘とシャトルバスは、予約制。
とよぬか山荘が対応している。
NS子は、20日から仕事があるので帰路に!
▼8月18日(土)
4:50 おたる自然の村出発。
7:40 とよぬか山荘着。
9:15 バス出発(定刻9:30)
10:05 第2ゲート着
10:15 出発。林道を歩く。
左岸から右岸
国定公園の看板に幌尻山荘の看板もある。
11:15 幌振橋。
橋を渡って右岸へ。
北電取水施設の手前の橋は壊れている。
12:10 取水施設。
右岸から登山道になる。
危険なところが3ヶ所程度あるが鎖もある。
13:05 最初の渡渉地点。
4の沢手前の渡渉地点が、
3人が流され死亡した事故現場で
今は簡単な橋が取り付けられていた。
17回ないし19回渡渉を繰り返す。
登山道らしいところに出る。
更に進むと山荘が見え
最後の渡渉をすると山荘に着く。
14:25 幌尻山荘着 20人以上が宿泊
▼8月19日(日) 曇り(ガス)のち雨
4:10 幌尻山荘出発。
高度をあげるにつれ
トウヒ帯から白樺との混成林、
更に白樺帯になる。
5:40 命の水。
実際の水場は、五分程度下った所。
命の水を過ぎると
間もなくハイマツ帯になる。
尾根に出ると
戸蔦別岳が眼前に見えてくる。
前方に幌尻岳への最初のピークが聳える。
6:10 最初のピーク。
眼前に幌尻岳が現れる。
左手側は北カール。
カールは一面のお花畑である。
花のピークは終わり、
僅かにクロトウヒレン、リンドウ、
エゾシオガマ、岩キキョウ、
ウメバチソウ、ミヤマアズマギク、
キリンソウ等が咲いている。
6:30頃にはガスりだし、
瞬く間に濃いガスの中になる。
風も強く体感温度は零度。
7:20 新冠コースとの分岐。
再びハイマツ帯になり
最後に岩場を越すと山頂に着く。
7:30 山頂着。
風が強く、すぐに下山開始。
10:05 幌尻山荘
12:00 山荘発
15:45 第2ゲート
17:05 バス。
この日は、
とよぬか山荘に素泊まりした。
3000円で快適に泊まれる。
二段ベッドの相部屋だが、
お風呂もあるし、自炊設備、
コインランドリーもある。