今季2回目の雪山登山は、鈴鹿の霊仙山で。
林道を奥まで進み、霊仙山登山口の駐車場からスタートして、山頂を目指しました。
8:00で駐車スペースはもう、満車状態。登山ポスト横の避難スペースにかろうじて車が置けました。
今日は一合目のかなやさんは閉まっていました。
3合目を過ぎたあたりから、雪がつき始めました。
樹林帯を5合目まで過ぎると、すっかり雪道になり、6合目で稜線に出たときには、白銀の世界が広がっていました。
7合目の猿岩付近です。積雪は、多いところでは膝上まであり、トレースを外すと、ズボズボハマりました。
8合目のお池も、すっかり雪の下。
12月の関西とは思えないほどの積雪量。
本格的な雪山ハイクに、テンションも、あがりっぱなしヾ(〃^∇^)ノ
山頂ゲットぉ~
後ろに見えてるのは、伊吹山です。
石にも、エビのしっぽ。
お昼ご飯は、豚キムチうどん鍋を作りました。
下りでは、ワカンも使って、トレースのない所をラッセルしたりもしました。
今回使った、チェーンアイゼンです。
軽くて、着脱が楽で、歩行も楽になると聞いていて、使おうかどうか迷っていたのですが、その威力を試したくて、使ってみました。
威力は、10本爪アイゼンに匹敵するほどでした。急斜面でも、雪があれば蹴りこんで登って行くことができます。
何より軽くて、つけているのを忘れそうなほどでした。下りでも、しっかりブレーキを効かせて降りることができました。
シーンを選んで、上手く使うことができれば、厳しい雪山登山の中で、体力の消耗が少しでも減らせるのではないかと思いました。
でも、忘れてはいけないのは、自分は、12本アイゼンの歩行経験があるので、それができたのではないかということです。
最初から、チェーンアイゼンでしか歩行できなかったら、前爪のあるアイゼンで、急斜面でステップを切りながら登ったりする技術は身につかないと思います。
まずは、基本的なアイゼン歩行の技術を身につけ、状況に応じて使い分けることが出来たらベストですね。