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2019年12月28日 八甲田山

酸ヶ湯温泉に車を停め、降りるのにゲイターが必要なほどの雪。

除雪された道路を少し歩くと、登山口の目印の鳥居がかろうじて見えている。

ワカンを履き飛び込むようにいきなりラッセル。

スノーシューのトレースが付いているがワカンでは歯が立たない。

リーダーは避難小屋のストーブ用に灯油を6L担いでいるのでさらに沈む。

悪戦苦闘していると大岳まで行って来たという人とすれ違う。

”冬道にトレース付けておきました”と。

そのトレースも強風でだんだん見えなくなる。

何より自らが歩いてきたトレースが見えなくなりつつある。

夏道と合流する地獄湯ノ沢で、先行の人がスノーシューで雪の上を引き返してきた。

こちらは膝まで埋まってる…引き返そうと心が決まる。
 

酸ヶ湯温泉からこの日の目的地、仙人岱避難小屋まで無雪期のCTで1時間24分。

4時間かかってもたどり着けず。ワカンの限界を感じた…

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