事前に事務所にてコンパスの使い方復習、
地形図に尾根と谷を蛍光マーカーで書き込む作業の講習あり。
登山口到着。
まずは自分の歩幅を知るため、10mロープを地面にまっすぐ敷き、
それを何歩で歩くか数えて割り出す。
人によって違うので各々の歩幅を知ることが重要だ。
私は17歩弱で大体60cm/歩とわかった。
これで歩数から歩いた距離の目安がたつ。
それから高さの感覚を知るため斜面から縦に10mロープをたらしてもらった。
さあ、ドキドキ地図読み山行スタート!!
GPSアプリONして(時々確認?答え合わせ?)スタート。
登山口からまずP574を目指す。
まったくルートの見当がつかない。
道のないピークにどうやって???
地形図でP574につながる尾根を探し、等高線の感覚から無理なく登れそうなものに見当をつける。
ゲジゲジ(岩マークのこと)を避けてトラバースして尾根に取りつく。
尾根は無数にあるので、谷の数を数えたほうが間違いにくいらしい。
「明確な尾根」とか「緩い尾根」とかいう言葉が飛び交った。
等高線の広いところは10m間隔で拾えないアップダウンがあるかもしれないので、
「ずっと登りのはず?」とか騙されないようにと注意があった。
道なき道を行く!
朽ちた倒木を踏み越え、力尽きた枯れ木に手をやり折れて滑り、
ふわふわの腐葉土を踏み抜き、それはそれは大変だったが面白かった。
落葉してスカスカ枝の森は明るく
行く手を阻むものが少なかったのも心地良かった。
目指す尾根は真北にあった。
登山口からトラバース気味に北上して東に回り込んで尾根に取りつく。
かなり歩いたのにほぼトラバースで高度を上げてなかったので下の村が近いのには笑った。
近づいてくると方角を頻繁にコンパスで確認して「ここぞ」という尾根を見つけた。
馬の背的なステキな瘦せ尾根が現れ、海が見えるようになって嬉しくなった。
P740~P812には順調に進めた。
本日の最終目的地P812、無事到着~~。
ゆっくり昼食をいただき、ここからはきちんとした登山道で下る。
たくさんビュースポット、遊ぶところありそう。
整備された登山道に親切な看板あり。
ゆるっとも来てみたいお山でした。
ありがとうございました!!
コースタイム 登山口9:15ー13:30三合目(P812)13:40ー13:55登山口