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2023年03月19-21日 茶臼岳

南アルプス上河内岳を目指す山行でした。

(少なくともスタート地点では)

沼平ゲート前で工事関係者の方々と挨拶を交わし、茶臼岳登山口へ。

長さ181mという畑薙大吊橋を渡る

ひとつ目の山を超えるとヤレヤレ峠。

ザックの重みに耐えながらの急登続き。

この辺りから疲労が蓄積されている事に

気付き始める。

記憶を辿るとテント泊は正月明けの塩見岳以来。

完全にトレーニング不足だ。

荒れた斜面をトラバース。

足元の崖下にちら見えしている沢。

この荷物で滑るとどこまでも落ちるよね。

普段はなんて事なく通過する様なトラバース道なのに、荷物のせいで余計な妄想が膨らむ。

ウソッコ沢を過ぎ、更に登ったところで

リーダーから素敵な提案

a案 予定通り4時間かけて茶臼小屋へ、

明日は空身で上河内岳へ

(要水作り)

b案 予定変更、手前の横窪沢避難小屋泊、

明日は空身で茶臼岳へ

(沢水&トイレ付き)

私の返答はお察しの通り。

急登を登り切ると木々の向こうに赤い屋根。

横窪沢避難小屋に着いたよー

しかし手前50mに

ツルツル凍結の下りトラバース

Oh..

なんとバリエーションに富んだコース、、

徐にアイゼンを履き、

チワワの様に(すみません)脚をプルプルさせながら小屋へ。

この日は太陽が暖かく、

日が暮れるまで小屋の外で過ごしました。

2日目 5:30横窪沢避難小屋を出発

横窪沢避難小屋に不要な荷物をデポ

ノートレース。リーダー先頭でルーファイ。

茶臼小屋までは今日も急登とトラバースの繰り返し。

群青の空に茶臼小屋の補色

小屋でワカンに履き替え、茶臼岳へ。

目の前に大きな富士山

誰もいない稜線を一歩一歩

風のないポカポカ陽気の山頂

静寂の青と白の世界

茶臼は素晴らしい雪山でした

3日目

横窪沢避難小屋から

気持ち軽くなったザックで再び荒れた道を下山。

ヤレヤレ峠まで戻って来て、

ヤレヤレの意味が分かりました。

今回は

①前日に50センチの積雪

②ノートレース

③私が戦力外で先頭の交代要員がいない

④トレーニング不足

という事で序盤から白旗

③④は言い訳出来ず、

リーダーにごめんなさい。

来年は聖を目指すぞー。

1日目

8:30駐車地ー9:10茶臼岳登山口ー9:50ヤレヤレ峠ー11:00ウソッコ沢避難小屋ー13:00横窪沢避難小屋(泊)

2日目

避難小屋5:30ー8:45茶臼岳避難小屋9:15ー10:20茶臼岳10:50ー茶臼岳避難小屋ー13:00横窪沢避難小屋(泊)

3日目

避難小屋5:30ー6:45ウソッコ沢避難小屋ー8:00ヤレヤレ峠ー8:30茶臼岳登山口ー9:10駐車地

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