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宝剣岳サギダル尾根アルパインクライミングでテント泊!

JUGEMテーマ:山行記録

 

令和5年3月19日、一日目はサギダル尾根を経由して宝剣岳をピークハント後に宝剣山荘前でテント泊、二日目は第二尾根から宝剣岳ピークハントを目指します。今回はM部長と私Hのみでの山行です。

前日は駒ヶ岳ユースホステルに宿泊しスーパーで買った食料と酒を楽しみ過ぎて二日酔い(+_+)

朝7時、駒ヶ岳ロープウェイのバス停にはすでに100人以上の人が待っています。

時間があるので前から並んでいる人の装備を確認すると、クライミング装備の人はいるもののテント泊装備の人は私達だけ('◇')ゞ

ホテル千畳敷前からこれから登攀するするサギダル尾根が後ろに写っています。装備は25キロくらい。10時48分出発!

 

雲一つない快晴!気温も-2度、前日の積雪は50cm以上ですが、トレースがしっかりついており急登も楽々です。

サギダル尾根の取り付きを見ると15人ほどのクライマーが並んでいます。

 

取り付きに到着しましたが、最後尾の人曰く、30分ほど進まないとのこと(>_<)

部長の判断で尾根横のルンゼ(溝)を登攀することに。

尾根の横にあるため雪が深く1m、雪崩のリスクも( ;∀;)

ロープで支点を取りながら部長がラッセル開始!

 

私がリードを交代して40mを2時間かけてラッセルして1ピッチ目終了。

 

2ピッチ目も私がリードしてサギダルの頭に到着14時30分(*´з`)

絶景が広がっていますが、かなりの疲労が全身にあります。

 

ここから宝剣岳ピークまで鎖場、懸垂下降しなければならない場所など難ルートが続きます。

おー怖かった(T_T)

 

15時40分宝剣岳ピークハント(^^)/

今年の山行の中でも最も厳しいルートだった(^O^)/

 

昼からは気温が上がり急斜面で一足ごとに雪がズルズル下に落ちてしまう。一歩間違えば谷底まで滑落します。

宝剣山荘へ到着しテントを設営。既に5時30分、ラーメン鍋を食べてすぐに横になりましたが、酸素が薄いせいで軽い頭痛で眠れませんでした。翌朝も疲労回復できていないため第二尾根は断念して偵察して下山しました。(@_@)

 

第二尾根と天狗岩を眺める部長。

 

千畳敷カールは雪崩の巣!

雪崩の上を歩いて下山!

 

蕎麦処駒草屋でワサビたっぷりの大盛り蕎麦を食べて帰宅('◇')ゞ

 

今回の山行では快晴に恵まれましたが、取り付きで大渋滞に巻き込まれて2時間のラッセルで体力を消耗したこと、急登であったため十分な水分とエネルギーを補給できなかったこと、ロープウェイで急激に高度が上がったため体の順応ができなかったことなどが原因で、疲労回復できなかったと考えられます。次回は同じことが起きないようにしたい。

引き続きアルパイン部員募集中です。

 

 

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