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2023年1月21日-22日 6レンジャー!赤岳に行く

 

厳冬期の赤岳といえば、雪山を始めた人にとっては大きな目標ですよね。

昨年度の雪山教室生3名を入れた、計6名(6レンジャー(笑))で、赤岳に行ってきました。お天気に恵まれた山行になりました。

 

■ 6 RANGES are :

①赤レンジャー隊長:頼りになるリーダ。女子力が高い一面も・・?

②赤レンジャー2号:驚くべき観察力でみんなをサポート!

③桃レンジャー  :若くてかわいい💕そしてしっかり者♪

④青レンジャー  :昨年度の雪山教室生。「アイゼンもピッケルも借ります」と言っていたのに、いつの間にか全て購入。秘めたる闘志をもつオンナ。

⑤黄レンジャー1号:昨年度の雪山教室生。伊吹山の終了山行のために、西穂山荘まで行く自主トレをした努力者♪

⑥黄レンジャー2号:昨年度の雪山教室生。赤岳鉱泉のカレーを3分で食べることができる。このブログの執筆者デス。

 

 

赤岳に行くと決めてから、ずっと期待と不安が入り交じった気持ちで過ごしてきた。

youtube等で厳冬期赤岳の情報を調べ過ぎたせいか、頭でっかちになって不安ばかりが大きくなっている。 

冬の八ヶ岳の強風は不安の一要因であったものの、金曜日のヤマテン予報では強風予報ではなかった。もしかしたら本当に登頂できるんじゃないか?って、この時から少し期待を持つようになった。

美濃戸口の駐車場に車をおいて、早朝から八ヶ岳山荘のロビーで用意を始める。

たまたま別グループで来ていたアルパイン部の部長Mさん、Hさんがそこに居らして、テント泊アルパイン装備のザックを触らせてもらう。

「???めちゃくちゃ重い!!なにこのザック??びくともしない。想像してた重さじゃない!!」

 

果敢にもザックを持ちあげようとする桃レンジャー。腰をこわさないでー。

 

やっと持ち上がった。ピース。

 

ここでアルパイン部のM部長。この重いザックをひょいと担ぐ。

「かっこいい~!」

こうして、M部長ファンクラブが発足したのでした。

 

わいわいしている内に緊張もほぐれて、スタートです。

風の無い快晴のお天気にテンションが上がる。

 

赤岳鉱泉で昼食、行者小屋でピッケルに持ち替えて文三郎尾根へ。

 

半分雪に埋もれたマムート階段を登りきると、文三郎尾根分岐から頂上に延びるトレースが見える。

雪の状態が悪い時は、この先のトラバースが難しくなるので、ここで緊張してしまう。

 

ここでリーダが左方に見える岩壁を指さして、あれが赤岳主稜だと教えてくれた。

今朝、M部長が教えてくれたアルパインルートだ。「あんな断崖絶壁を登るの?信じられない!」と思った後に、ふとこれから自分たちが登るルートに目をやった。

「なんだ、そんなに怖くないやん!ちゃんと道になってるやん」と急に怖くなくなった。笑

”不必要に身体を緊張させないこと”、って大事だと思う。

 

中岳分岐から。

 

しっかりトレースがついているし、雪質はよくて、アイゼンがよく効く。

けれどところどころスリップしそうな箇所もあって、慎重に進む。

アイスバーンみたいにはなっていない。


 

山頂に近づく。

大丈夫、鎖もしっかり出ている。

権現岳への分岐を過ぎ、雪に埋もれると雪壁になる鉄階段も、階段がしっかりと出ている。良かった。

 

山頂手前、東側にぐるっとまわると、山頂のほこらが見えた。

初めて山頂でうるっとしてしまった。

後から来るメンバーに「ほら、山頂やよ」と伝えた声が震えてしまった。

 

抜けるような八ヶ岳ブルー✨

八ヶ岳の北斜面で水分を落とした乾いた空気が流れ込んで、こんなに青くなるらしいヨ❓

 

バンザーイ✨

 

山頂から展望荘までの降りも私の心配の1つだった。でもここもトレースがしっかりあって、ステップもある。

 

無事に本日宿泊予定の天望荘へ。

こたつに入ってお酒を飲む飲む🍶

翌日、美しいご来光と富士山🗻

 

黄レンジャー1号も黄色に染まって🎵

綺麗なビーナスベルト。ご褒美みたいな景色やね!

 

地蔵尾根の降り、両側がすぱーんと切れ落ちたナイフリッジになる場所は、雪が少ないからか?、ナイフリッジになっていなかった。鎖が出てて、鎖に捕まりながらトレースを歩ける状態だった。リーダさんはここでロープを出す用意もしてたらしいけれど、無事に通過!

そして無事に下山。

 

下山後、j &nでケーキ🍰

 

赤レンジャー隊長のリーダーさん、この山行に向けて色々と気を配ってくださって、本当に有難うございました!

 

昨年に初めてアイゼンをつけた雪山教室生も、こうして、雪山の登竜門の赤岳に登る事が出来ました。

六甲山でアイゼンを初めて履いて、刃先が石にカチンと触れた時に「きゃーっ」って思わず声をあげた私達。

昨年から沢山私たちを雪山に連れてってくださって、その度に色々と指導してくださった先輩方のおかげです!

有難うございました。

 

 「宝物が出来た」ってみんなとびきりの笑顔になりました!✨ THANK YOU

 

1/21(土)

7:10八ヶ岳山荘-10:20赤岳鉱泉11:10-11:40行者小屋12:15-15:00山頂-15:35天望荘

1/22(日)

7:55天望荘-8:50行者小屋9:10-11:50八ヶ岳山荘

 

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