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202206-07木曽駒ヶ岳 クラシックルートを往く

今では多くの観光客や登山客で賑うこのお馴染みの駒ヶ岳ロープウェイですが、それまでは桂小場からのルートがよく使われていて、

小説『聖職の碑』では、ここから駒ヶ岳山頂を目指しています。

 

1日目

小黒川渓谷沿い、更に奥の桂小場登山口から入山します。

勾配の少ないちりめん坂を登るのですが

この道はとても整備が行き届いています。

足元がフラットでとにかく歩きやすい。

「いい道だね〜」「気に入った」

各々がその印象を口にしながら進みます。

 

今シーズンの雪山でこのルートの山行計画があるのでその下見も兼ねているのですが、

想像するに雪山も最高なんだろうなあ。

 

そして途中、2ヶ所の水場があります。

(ぶどうの水は見逃しましたが野田場の水は甘みがあって美味しかったです)

 

大樽避難小屋

建物の裏にトイレブースがあり、

トイレ袋とその廃棄つきで300円。

 

胸突八丁を超えると勾配がやや急になり

疲れが出始めます。

このルート、

駒ヶ岳山頂までは標高差1900m程。

西駒山荘で一息入れた後、

将棋頭山を目指し穏やかな道を進みます。

 

将棋頭山山頂にて

後で知ったのですが、この山頂の道標は

カバー式で取り外せるそう。

白いカバーを外すと、中にはしっかり将棋頭山の名前が書いてあります。

 

馬の背と言われる駒ヶ岳までの稜線

 

木曽駒ヶ岳山頂

人が多過ぎてまともな写真が撮れなかったのですが、立派な標識のある山頂です。

 

鞍部に降りたところが頂上山荘のテン場

 

ロープウェイで楽々辿り着ける人気の場所とあり、既に私たちの4人用テントは平らな場所を選べずでした。

 

雨が降り出すまでの時間、

青空が広がり目の前の中岳を眺めながら

the夏山テン泊の最高な時間を過ごしました。

 

2日目

朝日で辺りが明るくなるまでグダグダと寝た後、のんびりとパッキングを済ませ、

八丁坂を下り、ロープウェイで楽々下山しました。

 

千畳敷カール。素晴らしい景色ですね。

 

今回の累計標高差 

登り1948m、下り579m

 

1日目

桂小場登山口6:00ー8:30大樽避難小屋ー10:35西駒山荘ー-11:00将棋頭山ー木曽駒ヶ岳12:50ー13:00頂上山荘キャンプ場(幕営)

 

2日目

頂上山荘キャンプ場7:30ー中岳7:35ー7:50天狗荘ー8:40千畳敷=しらび平=菅の台BC=桂小場

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