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2021年8月29日 余呉湖を巡る尾根を周回

自粛の気分と8月に入ってからの天候不順が相俟って、山行きはままならぬ、はたまた2ヶ月ほど空いてしまった。
途中、一度は六甲へ赴いてみたものの暑すぎて…熱中症やったかフラフラになり途中で下りてきたりした。
ブランクありありで、いきなりたいそうな山は望めない。

あくまで足慣らし、周辺の眺望が良好らしいいから今後の偵察も兼ねて賤ヶ岳へ赴こうと。
しかして、駅から山頂ピストンでは面白くなさそう。
山本山へとも考えたけど、余呉湖あたりの地形図を眺めていたら、周囲を巡る尾根を往けるのでは?

そちらの方が面白そうに思えたんで、ちょいと調べて決行の運びに。
JR余呉駅から側の余呉湖に繋がる余呉導水路沿いに北上して尾根への取り付きを探る、

 

鹿よけ?の柵内に入り、

イマイチ判然としないものの、適当なあたりから尾根へ登り上げようと…

ちゅうかホンマに歩けるんかいなと思いつつ。

 

でなんとか登りやすそうなところを辿り尾根に至るも…

鉄塔から判断して最初のピークとなる堂木山はアレかな?
ピストンしてもエエけど…もうエエかとスルー。(^_^;)

 

尾根沿いに少し進むと、

 

神明山

 

三角点とかような砦趾の図がありました。

戦史・城址ファン向けなのか、以降、ルート上の小ピーク、砦趾には同様の掲示が配置されてた。

 

植林と雑木林が入れ混じる道行き、樹間から微かに余呉湖が見やれるけど…ほぼ眺望なし。

 

一旦車道に出て、少し進むとお地蔵さんが。

手を合わせて…側面にあった抉れたかのような道?に跨る倒木を避けて、再び山中に踏み入る…

 

少し行くと石灯籠が

 

権現峠でした。
なるほど、車道横から登ってきた峠道らしき道のりが権現坂であったか。

小休止後、峠横からの登路を進み、

 

大平良山
ここも眺望なし

 

少し往くと…おっ、峠道然としてくる

 

柴田勝政陣趾との掲示あり。
検索してみれば、柴田勝家の甥で賤ヶ岳の戦いで戦死したらしい。

 

少し進むと本日初めてのベンチがあったので、はたまた小休止。
ここまでくると、それなり整備されているよう。

この先は、

 

飯浦切通し・飯浦越でした。
琵琶湖北岸飯浦と余呉湖を繋いだ峠道とのこと。

 

飯浦越から賤ヶ岳へは登りの道

 

賤ヶ岳山頂に至る。

 

展望台から琵琶湖方面
マキノへは直ぐみたい

 

竹生島が見やれて、手前は山本山らしい

 

対岸のJR余呉駅、その向こう最初に取り付いたところから歩んだ尾根が眺めやれ、それなり充足感が。

 

伊吹方面、木ノ本の街並みが眺めやれる。

 

この後、下山するまでに大岩山、岩崎山砦趾とあったが、もうエエかと寄り道はなしで、どちらもパス。

JR余呉駅に戻りお終い。

 

賤ヶ岳までの道行きはほぼ眺望なし。

ある意味、歩き甲斐はないものの峠道然とした箇所も垣間見られたりでそれなり満足な道行きとなる。
賤ヶ岳山頂は正しく絶景、近景とはなるも、山々の位置関係をほぼ確認できた。
横山岳の向こうに蕎麦粒山も見えてたなあ…余呉駅側への下山路方面の樹林がけっこう繁っていて金糞岳は拝めず残念。
この界隈、まだまだ探っていきたいねえ。
余談ですが…
我らがチャーリー・ワッツが逝ってしまった。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
同時代的に聴き始めたのは「ブラック・アンド・ブルー」あたりやったか。
ずっと入れ込んできたわけではないけど、コンサートは福岡と大阪で2回、映画が公開されれば毎度足を運んだ。

また、学生の頃は来日なんて望めなかったんで、擬似体験や言うてRCサクセションを聴きに行って渇きを癒したり。

かように今日に至るまで新旧あれこれ聴き続け、むしろ、歳いった昨今の方が熱心やったかも。
こんな日が来るのはわかっていたから、悲嘆の想いよりは、これまで楽しませてもらった感謝の念が大。R.I.P.
なので、帰神の車中ではずっとストーンズを。
ジャケットにチャーリーが単独で写る「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」は、訃報を受けてから聴き倒したので、「山羊の頭のスープ デラックス・エディション」に入ったブリュッセル・アフェアのライブを聴いてましたわ。

あらためて、ミック・テイラーは凄いなあ..なんてね。

 

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