かじか荘の宿泊者駐車場のすぐ横に登山者用駐車場がある。
30台は停められるだろうか。またすぐ先にも4台位停められるスペースがあった。
かじか荘へ計画書提出し、今日の宿泊先である庚申山荘の宿泊代を支払う。
ザックにシュラフとコッヘル、今夜の夕食の食材を詰めて庚申山荘まで歩く。
途中小屋のスタッフとすれ違い、すでに40名の宿泊者がいるとのこと。
庚申山荘に着いて、すぐに就寝スペースを探すが、すでにいっぱい。
どうしようかと考えていたところ、1階のスペースを空けてもらえた。
夕食はテラスに陣取り、温かいトマトリゾットを食べた。
食事をしている時にも、まだ登山者がやって来る。
庚申山荘はたくさん布団が積まれており、調理場と水場が小屋内にある。
傷みはあるが、サンダルもあるので、外にあるトイレの時に使える。
さすがに50名の宿泊者で夜も賑やかで、明日の長い行程を考えたら少しでも早く寝たい。
テーブルでおしゃべりする人らへ、同行者の喝が入り、庚申山荘の夜は暮れました。
翌朝、庚申山荘を3時半にスタート。
横目で奇岩を見ながら、行程は長いからと先を急ぐ。
庚申山で皇海山を捉え、日が上がり暑さで何度も水分を補給する。
薬師岳を過ぎれば、クサリ、ハシゴが始まる。
足場がツルツルで滑りそうになったが、なんとかやり過ごした。
今思えば、鋸山が一番のクライマックスかもしれない。
ここから不動沢のコルに下りて、登り返す。
皇海山を射程に収め、いざと期待が膨らむ。
しかし、、、そこには開放的な展望はありませんでした。
下山は六林班峠から、笹薮を漕いだあとは、長いトラバースと渡渉を繰り返します。
所々に崩れがあり、気を許せば踏み外しそう。
庚申山荘まで遠かった。
山荘にデポしていた荷物を回収し、コーヒータイムをとって下山しました。
そのあとのかじか荘までもまた長い。
結局、2日目の行程時間は15時間歩きました。
長くて、「もう来ない」と宣言したけど…
庚申山荘の前夜泊も、岩場も、関東遠征もそこそこ楽しかった。
7/15 かじか荘~庚申山荘
7/16 庚申山荘~庚申山~薬師岳~鋸山~不動沢のコル~皇海山~不動沢のコル~鋸山~六林班峠
~庚申山荘~かじか荘