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2021年7月8日~10日 雄阿寒岳・雌阿寒岳・摩周岳

阿寒湖から見た雄阿寒岳。7月10日撮影

 

7月8日 雄阿寒岳 標高1371m (青年なら往復標準タイム 6時間)
 雄阿寒岳登山口 8:00→5合目11:00→8合目12:10→登山口16:10

登山口到着時に小雨が降りだし雨合羽を着た。外気温は20℃前後であったが高い
湿度のため、汗をかいても蒸発しないため体温が上がる結果となり疲れてしまった。
5合目迄は急登個所が多く、登山道が濡れていたのでゆっくり進まざるを得なかった。
5合目の標識にはこまで来ると雄阿寒岳をクリヤ―したのと同じと書かれていた。
5合目を過ぎると低木や熊笹の登山道となり登り易くなって来たが8合目を過ぎた頃
時刻は12時10分を廻っていた。このあたりから濃いガスと小雨のため、

食事を簡単に済ませ引き返すことにした。天候不良のため、

ゆっくり引き返したので下山時刻は16時を廻っていた。

天候が悪くどの時点からも雄大な展望は望めなかった。

 

7月9日 雌阿寒岳 標高1499m (青年ならば往復標準タイム 6時間弱)
 雌阿寒温泉登山口 8:00→ 山頂 11:10→ 雌阿寒温泉登山口 15:30

雌阿寒岳は比較的登り易い山であるが活火山であることから要注意です。
登山口では曇りのため山頂は展望できず昨日と同じことかと思われたが

4合目付近まで来ると見えなかった山頂が見えてきた。

さらに6合目付近まで来ると晴れて視界は問題なくなって来たが

大きな岩石だらけの山容が目前に迫ってきた。

この後、岩石だらけの登山道をひたすら登ることになったが山頂まで来ると

火山独特の臭いと噴気孔からの蒸気音が聞こえてきた。

異次元の世界に迷い込んだようであった。

(雌阿寒岳は 阿寒湖の南西に位置する阿寒山群の主峰で、10の山が複雑な山体を形成した複式火山です。主峰のポンマチネシリ(標高1,499 m)からは、南にポンマチネシリ火口と噴煙の向こうに阿寒富士(標高1,476 m)、北の火口・噴煙の向こうに阿寒湖・雄阿寒岳の雄大なパノラマを望めます。)

 

7月10日 摩周岳 標高857m 

摩周岳は摩周湖の展望台から見える山ですが当日は悪天候のため、せめて登山口だけでも
確認しておこうと車で行ったのですが強烈な霧のため、展望台にたどり着くのが
精一杯であった。歌謡曲のあの美しいイメージではなかった。

 


雌阿寒岳山頂の小さな標識と向こう側にも噴煙を上げる火口が見える。

 

雌阿寒岳山頂から見た噴火口と向こう側にも活火山が見える。

 

(Hさんの報告書より)

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