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2021年6月5日富士山

今年の雪山の締めは日本一のMt.Fuji

 

朝6:30、富士宮登山口の駐車場に車を止め、

支度をしたら登山開始。

ここから剣ヶ峰との日帰りピストンとなる

 

富士山特有の火山礫。

足を取られ、思うように前に進まない。

 

今日は強風の予報ではあるものの、晴れの天気。

振り返っては分厚い雲海の下に見える麓の景色を堪能する。

 

開始から30分、六合五勺目に着く頃には視界がふら〜っとするようになった。

高所の症状が出始め少し不安に。

 

新七合目、強風の中、

小屋の陰で休憩する頃には胸のあたりが重く、

息苦しさ感じ始めていた。

大げさに腹式呼吸をしながらゆっくりと歩きを再開する。

 

風が容赦なく吹き付ける。

突風に何度も体が持っていかれそうになり、

その度に歩みがとまる。

 

九合五勺目、現れた雪渓の斜面。

「焦らなくていいから」と前方のリーダー。

さらに私の後ろに付いて下さったSLさんに見守られ、

アイゼンの爪を確実に刺しながらトラバースする。

 

山頂までは溶岩のガレ場。

 

そして頂上小屋に到着!

一息つく間もなくこの先の剣ヶ峰を目指した

 

剣ヶ峰、近いようで遠い…

 

最後の登り、かろうじて雪が残る馬の背。

背後に広がる雲海

 

剣ヶ峰に到着!

標高3776m、大迫力のお鉢。

日本最高峰の文字に改めて沸き上がる達成感。

 

景色を眺めながら談笑し、腹ごしらえも程々に下山。

 

下りのトラバースは多少緊張したものの、

高度感もなく、怖さもなかった。

 

無事トラバースを終え、

八合目までの下りは雪渓の斜面。

ザクザクと一気に降りていく。

 

途中、落石があった時の進行方向を予想し、

ルートファインディングするなど、

リーダーから下りのアドバイスを受ける。

 

雪渓が終わると、ひたすら長いつづら折れを延々と下る。

景色が変わらずとにかく長かった。

結局、息苦しさは六合五勺目まで続いた。

 

 

今回の山行は私、雪山1年生の登り納めにもなった。

 

この冬も、自由な山行が出来たわけではないけれど、

先輩方に導かれ、来年の目標もできたし、

素直に雪山楽しいと思えるようになった。

 

 

 

 

富士宮登山口6:30ー6:55六合五勺ー7:40新七合目御来光山荘ー9:15八合目

ー10:40九合五勺胸突山荘ー11:40富士宮口山頂ー12:15剣ヶ峰12:55

ー14:05八合目ー15:20富士宮登山口=ホテル(泊)=今津

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