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2020年12月12-13日 八方尾根 雪上訓練

今回は私にとって2度目の雪山、八方尾根での雪上訓練。

スタート地点の駐車場からゲレンデを歩いて登る。

もし稼働していればリフトで上まで行っていたのだが、期待虚しく、楽しい( ;∀;)歩荷トレーニングから始まった。

 

シーズン前の茶色のゲレンデを登って行く。

徐々に雪が現れ始め、ツボ足で急登を進む

 

ヒーヒー言いながら八方池山荘前まで辿り着くと、

ここでアイゼンを装着

 

その先はトレースもなく、大先輩のSさんが先頭でラッセルをして下さる後を、踏み抜きながらついて行く。

 

八方山手前の幕営地に到着。雪面を踏み固めるが雪質がサラサラで中々思う様に固まらない。

 

テントを張り終え、中に入ってホッとする。

早速雪を溶かし水づくりをし、食担Hさんの鍋料理で温まる。

テント内の結露が凄まじい。壁は水が伝い、拭いても拭いてもキリがない。

 

夜はだんだん天候が荒れて、最後はトイレにも辿りつけなくなるほどだった。シュラフに入ってからも強風でバタバタと煽られたテントが体を揺さぶり、中々寝付けなかった。

 

翌朝、夜通し降り積もった雪が体に寄りかかっていて、不思議な重さと冷たさに目が覚めた。

 

今日は午前中、吹雪く予報だということで

予定していた訓練は見送り、天候が収まる隙を見計らって下山する事になった。

 

テントを撤収し、おニューのワカンを装着。

「1つ目をしっかり締めてから次を締める」というリーダーのアドバイス。

 

しばらくワカン天国。ザクザクと降りていく。

 

顔に雪が当たって痛い。

ネックゲイター代わりのバラクラバも、もうちょい上げたいがモタつき、諦める。

ジャケットの衿に顔を埋める。視界が悪い。

休憩後はストックの紐が手首に通っていなくてモゾモゾ。

今度は暑い。ベンチレーションのスライダーを、手探りするが上手くつまめない。

足元を見るとヤバい、ワカンの余分な紐の部分が今にも垂れそうだ、、。

 

全ての事がスムーズにいかず、要らぬ気を取られてしまう。

 

 

反省点ばかりが目立ってしまったが、同時に沢山の事が学べ、私にとってはとても有意義なトレーニングだった。

 

リフトはこの2日後に稼働したもよう。

 

1日目 駐車場8:20=12:30八方池ー14:10八方山(幕営)

2日目 幕営地7:00=7:30八方池ー9:40駐車場

 

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