某年11月某日
関東圏の公共交通機関事情はまだ良くわからない。
関西からだとえらい接続が悪くl時間がかかったりする山でも関東発だと電車バスで比較的大変スムーズに行けることが多かったりもする。
面倒臭そうなイメージが先行していたけれども行ってみてアクセスが良いと分かった山域には連続して行くことが多くなる。
その一つが大菩薩近郊の山々。
7月に大菩薩嶺に行ってみたものの、下界は快晴、山は真っ白、富士山の展望が良いとされる大菩薩峠~雷岩のルートもすっ飛ばしてしまい、ただただ真っ白そして樹林帯の中を歩いただけになってしまい消化不良だった。
リベンジを期して10月快晴の日を狙って行って眺望抜群ルートを歩き一定の満足感は得ることはできた。
そして11月、眺望が良い尾根歩きをしたいと思っていたところ、大菩薩嶺から伸びるルートを見つけた。
それが小金沢連嶺。
小金沢蓮嶺は大菩薩嶺から南に向かって伸びる稜線。
歩いている間中ずっと富士山を見ることができるらしい。
雪が降る前、紅葉が終わったこの時期にぴったりのコースだ。
JR甲斐大和駅からバスに乗りすずらん昆虫館前で下車。
大菩薩嶺はカットしてまずは日本一名前が長い山「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」を目指す。
快晴、富士山ばっちり。
途中、甲州アルプスオートルートチャレンジ(トレラン大会)の標識もいくつかあり。
そうか、この辺を走るのか。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂からそのまま南へ行く予定だったが、あまりにもお天気が良かったので小金沢山もピストン。
秀麗富嶽十二景の一つらしい。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山に戻り、黒岳へ。
アップダウンが少なく本当に気持ちの良い稜線歩き。
ずっと富士山が見えている。
途中でトレラン隊と出会う。
この先も眺望良いですよとのこと。
そして白谷ノ丸からの絶景。
しばし休憩。
大倉高丸、ハマイバ丸、大谷ヶ丸と歩く。
絶景なのにほぼ人と会わない。
大谷ヶ丸から樹林帯を下り景徳院へ下山。
」
予定していたより1時間早いバスに乗ることができた。
晩秋のこの時期、景色も良く歩きやすく静かな山歩きを楽しむことができた。
調子に乗って翌週も同じ山域へ。
今回は交通費を浮かすことも考え、上日川峠から滝子山を目指す。
前週同様JR甲斐大和駅からバスに乗り上日川峠で下車。
今回も大菩薩嶺はカット。
上日川峠~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山、そして牛奥ノ雁ヶ腹摺山~大谷ヶ丸(前回同様)、大谷ヶ丸~滝子山~初狩駅を歩く。
今回も良いお天気。
そしてほぼ人と会わない。
午後に少し雲が広がってきたけれども無事下山。
初狩駅へ。
今回も終始気持ちの良い静かな山歩きができた。
秀麗富嶽十二景もいつか全部回ってみたい。