コンテンツへスキップ

2016年2月6日 藤内沢三ルンゼ アイスクライミング


今シーズン第三弾のアイスクライミング。



三ルンゼ

アイスが十分に成長しておらずクライミングができない可能性もあったので日帰りとした。
結果としては日向小屋を過ぎたあたりから積雪があり、藤内壁出合からは20-30cm程度の積雪にしっかりとしたトレースがあった。
三ルンゼのアイスも十分成長していた。
藤内壁出合から藤内沢を詰めるつもりだったが最初の滝はアイスが薄く登攀できかったので左から高巻きして滝上部に出た。
次のコーモリ滝は左から緩い傾斜を1Pで登攀し、しばらく沢を詰めて右側に前尾根のやぐらが見えたところが三ルンゼへの分岐。
三ルンゼに入ってしばらくはアイスが見えなかったので心配したが30m程登ると右側に立派なアイスが姿を現した。
4人パーティーが途中の支点でトップロープを張っていたのでその左側を登攀する事とした。
通りかかった地元の登山客に聞いた所、三ルンゼアイスは1P約45mで終了点があり、そのすぐ上が稜線との事だった。
出だしの4-5mは垂壁に近いが後は傾斜が緩み変化に富んだ快適なクライミングが出来た。
今回は山本さんがリード。
アイスの表面は脆いがスクリューを打ち込むと中が固く、中間支点を取るのが大変だった様だ。
稜線に出ると一般登山道に合流、すぐ近くにあるロープウェイ乗り場から下山した。
関西でアイスクライミングが出来る所は限られているが御在所は手軽で予想以上に良い所。
八ヶ岳の様なスケールは無いがそれなりに登りごたえがあり、アイスクライミングの良いトレーニングの場所になると思う。
三ルンゼに行く途中で遠くに見えた一ルンゼの巨大な滝や二ルンゼ奥又壁は難易度が上がるが近い内に是非行きたい。
(M崎さんの報告書より抜粋しました)
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です