西宮から公共交通機関利用の北限は、幾度も登っている伊吹山あたり?
まあ、野坂岳や横山岳向かいの七々頭ヶ岳へは登ったことはあるものの、湖北の山への日帰りはなかなかにキツイ。
春の花の時期を完全に外したなあと考えつつ、ちょい頑張って赴いてみれば、ブナ林や奥美濃の山々の眺望などに優れるとてもエエ山でありました。
白谷登山口
杉野山の会の方に、杉野農協前バス停からここまで乗せてもらいました。
登山道の案内図まで頂戴しまして、かさねがさねありがとうございます。
経の滝
五銚子の滝
急な登りが続き、少し進むと、ブナが目につくようになってきました。
西峰に到着
ハシゴが掛けられているの上ってみると、奥美濃の山々の一角が見やれました。
東峰へ向かいまする
琵琶湖方面
途中の尾根から
東峰
この頃には山頂にも陽が届くようになってきまして、
背景は奥美濃の山々 冠山とかはわかりやすい。
金糞岳ですね
東峰登山道はブナ林がずっと続く、これだけでも来た甲斐があったなあと
林道に至り
白谷登山口に戻ってきました
網谷林道を杉野の集落へ向けて往く途上、時たま振り返ってみると、双耳峰が眺めやれた。
JR木之本駅からのバスを杉野農協前バス停で降車すると、地元の方と思しき方から、
どのルートを登るの?
と問いかけられる。
白谷ルートから西峰-東峰-東尾根を白谷登山口に下るつもりです、
と返答、
うんうん、それがいい。登山口に用があるから、乗せていってあげましょう、
とのこと。もちろん、ご厚意に甘えさせていただきました。
お話を伺うと、横山岳を整備されている杉野山の会の方だと。
車中では横山岳についてご教示いただき、登山口にては登山道の案内図まで頂戴しまして、 初めての山においては幸先の良いことこの上なし。ありがとうございました。
そちこちの山に登れば、けっこうブナを見かけていたものの、小泉武栄さんの著作から、日本のブナ林が地球的規模においていかに貴重であるのかを知るところとなり、以降は山を歩いていても、見方が変わってきました。
そんな予備知識はともかく、薄い緑に映える美しいブナ林を歩くのは心地好し。