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2019年5月26日 金勝山 磨崖仏探訪

関西のハイキングガイド本であれば、金勝アルプスとして、たいてい掲載されているコースではありますも、近江といえば比良ばっかり。いつでも行けるやろうと湖南方面はイマイチ足が向かなかった。
この日は湖北へと考えていたところ、直前に先だって入手した白洲正子の「かくれ里」を読んでしまったからもういけません。狛坂磨崖仏のことを知り、俄然その姿を拝みたくなってしまった。
 

草津駅から上桐生バス停着

 

 

歩き始めてしばらくして、早速に

逆さ観音

 

舗装路が尽きて山道に移行、少し往くと

出合

ここから狛坂線のルートに

 

巨岩がそこここに

 

狛坂廃寺跡に至り、右手を見てみますと、

 

狛坂磨崖仏
これが見たかった。
世紀を越えて未だここにある姿に感動、思わず合掌する。
朝鮮系渡来工人の手によるものだとか、なるほど、その容姿から門外漢の私らにもわかるような気がする。

 

続いての登山パーティーが来るまで、しばしの間、ひとりで磨崖仏を鑑賞して気を良くしたりで、そろそろ先に進みます。

 

国見岩

この辺りは眺望スポット

 

近江富士が見えまするも、かなりボンヤリ

 

天狗岩
多くのハイカーが寛いでいるみたい

 

天狗岩から
霞みがかった景色を見ながら昼食をば。
この後、白石峠へ戻って竜王山へ

 

茶沸観音
こちらも磨崖仏

 

竜王山
眺望なし

 

金勝寺に着いてお終い。
季節限定、土日祝運行のこんぜめぐりちゃんバスでJR草津駅手原駅へ

 

史跡は重厚、眺望もよろし(霞みがかってたけど)、湖南・信楽方面も侮れませんなあ。

 

因みに白洲正子の著作ですが、すこぶるつきに面白く、関西の史跡・山ハイクの良き参考書となりそう。

 

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