日焼けと乾燥肌が気になるお年頃のマニーです。
大山北壁のベストシーズン到来。
これまで弥山西稜、別山バットレス中央稜、八合尾根、七合尾根など登ってきたが、今回はまだ登ってなかった弥山東稜に行ってきた。別山中央稜ほどではないが、そこそこの急登らしいので、緊張感を持って登攀。aoはタイの交通事故から1ヶ月経ったので、左足手術後のリハビリ山行。
<メンバー>
L マニー(本当は見た目よりだいぶ若い)
ao(本当は見た目よりだいぶ歳)
<山行日程>
2023年3月4日(土)
6:15 大山駐車場→7:30 元谷小屋→8:30 弥山東稜取付き→12:30 弥山頂上→14:45 大山駐車場(下山)
<大山北壁と元谷小屋>
なんだかんだで3月上旬には毎年やって来る伯耆大山。その北壁はアルプスにも引けを取らない威容を誇る。元谷小屋に泊まって登っていた日々が懐かしい。(昔の元谷小屋はトイレの臭さが半端なかったけど、今は臭くないです)
<弥山東稜全景>
弥山沢から左に目を移すと、弥山西稜、そして弥山東稜と顕著な尾根が見える。今回のターゲットは弥山東稜。大山北壁の入門コースである西稜はいつも人がいっぱいで、東稜は人が少ないことが多いのだが・・・
<東稜取付きまでのラッセル>
一昨日の降雪で西稜も東稜もトレースなし。美しい白銀の世界はいいとして、ラッセルという現実に直面する。aoはリハビリどころか、ガチの登攀を目の前にして逆に闘志に火が付いた。マニーを差し置いて、取付きまでのラッセルを買って出る。勢い余って、続く1P目もリードで登攀する。典型的なクライマーズハイ。
<振り返ると元谷>
振り返ると高度感あふれる景色が。この日は我らが付けた東稜のトレースに引き寄せられてか、後続が次々に東稜に登って来る。対して、ノートレースの西稜にはしばらく人がいないという珍現象が起きた。みんなラッセルが嫌なんだね。登頂後、何パーティかに「ラッセルありがとうございます」とお礼を言われました。
<虹に向かってロープを伸ばす>
虹?彩雲?あとから写真を見て気付いた。aoナイスショット!
<ヤドリギ>
ヤドリギとは。欧米ではポピュラーな植物で、クリスマスを連想させるそうです。登攀の緊張感から解放されたaoは、下山中ずっと足が「全部」痛かったらしい。(どういう状況か想像が付かないが)
久しぶりに山に行って、気持ちのいい登攀になったけど、全身筋肉痛。(ラッセルのせいや)ボルダリングやフリークライミングはボチボチやってるのに。まだまだ修行が足りんということですかね。