日焼けした腕がヒリヒリするマニーです。
結論から言うと、チンネまた敗退しました・・・。今年は剱岳の積雪量が少なく、猛暑で例年より雪渓の雪解けが相当早かったのが主原因です。でも、あの長次郎谷を突破したパーティがいたのも事実。反省点もあるので、今後の糧としたい。
<メンバー>
マニー、ao
<山行日程>
2023年8月11日(祝)
7:10 立山駅→8:35 室堂→10:30 剱御前小屋→11:15 剱沢→12:30 長次郎谷出合→13:30 長次郎谷約300m登った地点で敗退→14:45 真砂沢ロッジ(テント泊)
2023年8月12日(土)
7:00 真砂沢ロッジ→10:30 剱沢キャンプ場(テント泊)
2023年8月13日(日)
5:50 剱沢キャンプ場→7:30 内蔵助山荘→8:40 真砂岳→11:20 室堂→12:50 立山駅(下山)
<今年と昨年の長次郎谷>
上が今回(2023年8月11日)、下が昨年(2022年7月30日)の長次郎谷。事前に雪渓が無くなっていることは分かってはいたものの、この時点では、行けるんじゃないの、という気持ちもあった。
<雪渓崩壊>
長次郎谷に取付いてみると、雪渓よりやっかいなのは、微妙なバランスで留まっている大きな岩。少しでも崩れると岩なだれを引き起こす可能性があり危険。これはマズいなと思い始める。
<崩れた雪渓に突入>
それでも、行けるところまで行ってみようと雪渓のスキマに突入するも、約300mくらいで行き詰まる。これ以上は危険だ。2日後に下りてくる時にはさらに悪くなっていることを考えると、これ以上進むことはできない。無念の敗退決定。混雑した剱沢を避けて、真砂沢に下りる。
<来年のリベンジを誓う>
快晴の空と雪のない長治郎谷を見上げ、来年のリベンジを誓う。
チンネを目指して数年経つが、なかなか登らせてくれない。これもまたアルパイン。今回は早月小屋をベースにして剱本峰経由で三ノ窓を目指すプランも検討したが、何年も挑戦してきた熊ノ岩ベースにこだわってみた。来年はどこから取付くかも含めて、いろいろなプランを検討してみたい。チンネ、あきらめてません。