「北方稜線」思いがけず転がってきた話に、山をやっている以上、
ムクムクと興味が湧いてくる。
初日に一気に室堂から、槍沢雪渓、仙人新道を登り池ノ平小屋まで歩く。
二俣吊橋を渡り一服して、仙人新道の急な登りを行く。
息が荒くなり、足が止まる。
ここを乗り切り、分岐を右に切れば、「池ノ平小屋」へ着く。
小屋に着いたときは、すでに夕食の時間が過ぎていたが、
小屋番さんはすぐに夕食を用意してくれ、お風呂へも促してくれた。
明朝の行程を考えて、すぐに布団へ体を沈めた。
3時半起床。
目を覚ますと、謎の外国人がテーブルのところで
「オハヨウゴザイマーース!」挨拶してくる。
そして親切にも、温かいお茶を入れて勧めてくれた。
暗闇にヘルメットを被ったその姿が、まるで過去のテレビ番組「寝起きどっきり」みたい。
この外国人、小屋のFBの記事に到着の様子がUPされているので、ぜひ見て欲しい。
さて、朝食を簡単に済ませて、4時半に小屋を後にします。
小窓雪渓はチェーンスパイクで歩きます。
三の窓の雪渓はすでに溶けていたので、アイゼン、ピッケルはなしで通過。
この斜度、雪があるとおっかない。
小窓の王。
池ノ谷ガリーは岩を落とさないようにすることは難しい。
剱岳の頂上に立った途端に、緊張の糸が切れてしまいう。
別山尾根からの下りが怖くなる。
流石に百戦錬磨の人達とは違うわ。
剣山荘でもう1泊して、雄大な剱岳を後にするのでした。
8/25 室堂8:53-剱沢小屋11:48-真砂沢ロッジ14:04-池ノ平小屋17:48
8/26 池ノ平小屋4:30-小窓(乗越)6:14‐三ノ窓9:09-池ノ谷乗越10:27-剱岳13:05-前剱14:45-剣山荘16:28
8/27 剣山荘6:19-雷鳥荘9:32-室堂10:04