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2013年9月8~9日 奥穂~西穂縦走

2013年9月8日~9日 奥穂高岳~西穂高岳縦走


ずっと憧れていたあの縦走路。
しかし、初日はあいにくの雨、しかもかなり強め。翌日の晴れ予報を信じて上高地をスタート。

いつもは朝から賑わう上高地も人影まばら、っていうか誰もいませーん。

登山道も思わず「沢か!」とつっこみを入れたくなるような状況。

前向きに考えて「人も少なくて(ある意味)歩きやすいね」ってことで・・・
とにかく、こういう時は「雨で嫌」とか「濡れて不快」というマイナス思考は頭から消し去り、何も考えずに足を動かし黙々と歩く。止まると冷えますし。

今日の目的地、よく見えませんが穂高岳山荘に到着。
今日の救いはこの山荘。濡れた服やザックまで乾かしてくれる強い味方「乾燥室」!あー私もしばらく乾燥室に入っていたい・・・

この雨で山荘の中は昨日から停滞しているグループで賑わう。登ってくる登山者は少なめ。
今回は風や雷もなく、増水による危険な徒渉のない比較的安全なルートなので登る事ができた。

濡れた衣服を着替えたり荷物の整理をしていると、いつの間にか雨も止んで晴れてきた。
予報通りだ!

小屋の裏からジャンダルムを望む。

小屋の中でくつろいでいた人達も外に出てきて夕日を眺める。
いいな、この瞬間。

美味しい食事に温かい部屋、山小屋の素晴らしさを感じた一日。
翌朝に備えて爆睡・・・

翌朝、まだ夜も明けていない4時過ぎ山荘を出発。
満点の星に最高の一日が始まる予感。

奥穂高岳で夜明けを待つ。

日が昇ってきてジャンダルム(前衛峰という意味があるらしい)が半分赤く染まる。

さあ、メインの始まり!

いきなり難所の馬の背だけど、ここは思っていたより難なく通過。
岩も安定しているし、乾いていたからかな。

こんな感じの岩場がずーっとずーっと果てしなく続く。登ったり下ったり・・・


ジャンダルムは一旦西穂側へトラバースしてから登る。
でも直登もできるみたい。けど、「みたい」なら無理しない。安全に楽しむ事が大切!
でもやっぱちょっと登ってみたい・・・それは準備して次の機会に。

ジャンダルムからはこれから向かう稜線が一望。
振り返れば槍!右下に穂高岳山荘。< /div>

素晴らしい景色!テンションが上がる上がる!
昨日の修行のような一日なんてそんな事はもうどうでもいいと思える。
これがあるから山登りはやめられない。

まだまだスリリングな岩場は続く。気を引き締めて・・・けど楽しくてつい顔がニヤけてしまう。

垂直に登るようなところには鎖が設置。けど、手や足場はわりとある。鎖ばかりに頼らずに安定した岩を使ったほうが安全。
でも登りより下りが・・・長さが足りない・・・足の。

上高地方面。綺麗やなぁ。

逆層スラブを下からみたところ。滑り台のよう。ここは左端に長い鎖がありそこを下りる。ただその先がスパッと切れ落ちてるので濡れていると恐いかも。
西穂高岳。ここでやっとコーラの登場。美味い!!
ここからも岩稜が続くけど、岩が安定しているので安心感が今までと違う。
ここから先は平日だけど登山者も多く賑わっていた。
前日大雨からの平日ということで、このルートを歩く人は少なく、自分たちのペースで無理なく歩くことができた。
このルートは小屋~小屋までのコースタイムが10時間近くなる。その間ずっとアップダウンの激しい岩の稜線を歩く。お天気と体力が重要になる噂通りの厳しいコースだった。
そして、もし前後にたくさん人がいたら、自分や他人が起こす落石の危険も増すし、狭い道での通過待ちなどで時間もかかるだろう。余裕を持った計画が大切。
要所要所で緊張する場面もあったが、振り返ると「楽しかった!挑戦してよかった」という言葉が一番にでてくる。それは、この素晴らしいお天気ももちろんだけど、パートナーが7月に例会で逆ルートを経験済みということで、細かい状況や、安全なルートをガイドしくれたお陰だと思う。経験者と同行することは安心感がある。本当に感謝。
次は私が誰かを連れていけるように、もっと山の経験を積みたいと思う。


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