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2014年10月11~12日 甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰

10月の3連休の南アルプスですが、別働隊で甲斐駒とアサヨ峰を訪ねておりました。
鋸岳パーティとは、2日目、北沢峠にて僅かな時間差で微妙なすれ違いとなりました。
早朝から甲府~芦安経由で広河原入りなるも、工事中の箇所が多くバスは定時の広河原着はならず、待っていた林道バスに乗り継いで北沢峠に着いたのは10時前。

長衛荘前のテン場は既に一杯。
今回は仙水小屋のテン場を予定していたので、そのまま登り往きます。

沢沿いに少し登れば直ぐに仙水小屋に。
こちらのテン場はもとより十数張りしか張れないようですが、この日は3張りのみでした。
テントを張って一息ついたりして小一時間、遅くなったけれど甲斐駒ヶ岳に向けて出発する。

駒津峰からの甲斐駒ヶ岳
この先、直登コースを登って、

甲斐駒ヶ岳山頂に至る。

翌日は北岳の手前の稜線を歩み往きます。

13日早朝の仙水峠。
前日とは逆方向の尾根筋を進みます。
この日は、仙水峠からこの早川尾根を広河原峠まで歩き通し、広河原に下山の行程で計画していたものの、山へ入ってより台風の情報が得られず、早い目に切り上げるべく、仙水小屋からアサヨ峰ピストンに変更しました。

仙水峠から登り始めて直ぐの樹林帯をしばらく往きますと、やがて樹林は途絶えて視界が開けてきます。

栗沢山山頂に到達。
何ともド迫力、甲斐駒の展望台というにふさわしい。
アサヨ峰へ続く稜線では、360°の大展望が楽しめます。
途中、噴煙を上げる御嶽山の様子を目にし、自然と手を合わせてしまったり。

仙丈ヶ岳がこれまた麗しい。

アサヨ峰山頂

鳳凰三山まで続く稜線。

こちらから眺める北岳の山容が素晴らしい。
手前に位置する小太郎山への連なりがかなり鮮明に見えます。

アサヨ峰までこんな稜線を歩いてきました。
仙水峠からアサヨ峰間は、往路では後に続く外人さん2名があっただけ。
復路でも、アサヨ峰山頂で反対側から来られた男性1名、栗沢山への途上でアサヨ峰を目指す男女各1名のパーティー、女性2名のパーティーに出会したのみ。
総じて静かな稜線歩きを楽しめる道行きでした。

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