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2014年7月20日 霊仙山

三連休に計画していた中央アルプス例会は天候不良のため中止とした。
3日間、何処にも登らないのは癪なので、例会参加を予定していたメンバーで、日帰りですけど滋賀と岐阜にまたがる霊仙山へ行ってきました。
駐車場から榑ヶ畑登山口へ向かう折、空を見上げればどんよりと形容するに相応しい曇空。
ここでも雨は避けられませぬか。

しばらく来ない間に、榑ヶ畑登山口の様相は一変。
林道工事の最中でした。

山小屋かなやさん
本日は締め切ってられました。
登り始めからポツポツきてしまい、先が危ぶまれます。
加えて、鈴鹿といえばヒルですね。
北端とはいえ、蛭害はこちらでも同様。
このコースであればましなはずとは思いつつ、足元をよく見れば、たまに蠢くのを見つけてしまいます。
そんなのに怯みつつ、歩を進めます。

登り往きますと、若干雨脚が増すような。
ガスも漂い始め、気分は更にトーンダウン。

5合目見晴台。
何も見えませんし、雨が止むことはなし。
ここまで来てはみたけれど、雨脚が強くなるようならば中止もやむなしか・・・、この先の樹林が途切れるあたりまで様子見することとした。
しかして、ちょうど樹林が途切れるところで雨は止み、ガスも次第に薄れていくよう。

お猿岩で休憩。
青い空も見え始めてきます。

お虎が池を経て。

経塚山に到達。
遠目に鹿を眺めやったり、周囲の景観を楽しみます。
本日、北面する伊吹山は、終始雲に覆われていました。

避難小屋がポツンと。
あの避難小屋は立派なものです。
JR柏原駅からの柏原登山道はあちらから。
長いけど登り甲斐のあるコースです。

霊仙山山頂へ。
涼しい風が吹き、緩やかな稜線歩きが心地良い。

琵琶湖側の展望もバッチリ。

霊仙山山頂。
先ほどまで心配していた雨が嘘のように晴れ渡っています。

山頂で昼食を済ませ、霊仙山最高点へ向かいます。

最高点はすぐそこ。
稜線上のあちこちに露出する石灰岩の景観は、カルスト地形ならでは。

最高点より鈴鹿山脈を眺めやる。

最高点をあとにし、下山の途に。
経塚山を経て、往路を戻ります。

急遽、計画し実行した日帰り山行でしたが、天候も持ち直し、ヒルに苛まれることもなく苦笑い、楽しめる山行きとなりました。
 

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