夏山シーズン前ですけど針ノ木峠でテン泊してきました。
扇沢の登山口
大沢小屋はまだ小屋開けしてません。
7月3日かららしい。
針ノ木雪渓を登ります。
そろそろキツくなってきました。
振り返れば爺ヶ岳が。
急な斜面ですけど小休止を。
針ノ木峠に着いてテントを張り、この日は蓮華岳をピストン。
針ノ木小屋は7月1日に小屋開けなんですって。
この日のテントは我々を含めて3張りのみ。
針ノ木雪渓を登り切ってからさほど間を開けずの行動だったので、若干消耗気味。
針ノ木峠からけっこうあります。
蓮華岳本峰が見えてきました。
蓮華岳山頂
三角点のところで
針ノ木岳から立山、剱、後立山までずっと見渡せます。
道中の水場は全て雪の下、針ノ木小屋も開いていませんから、
針ノ木峠に戻ると、先ずは雪山さながらに雪を融かして水作りです。
この日の夕餉はすき焼き。
食担様ありがとう。
14日は早朝から針ノ木岳へ向かうも、曇り空なのが少々残念。
そこまでせずともと思いつつも、残雪のトラバースが長く続くこともあり、アイゼン、ピッケル、ヘルメットの完全装備で臨みました。
こんな感じのところがあったりするも、横に夏道が出ているのに気づいたのは登り切った後のこと。
来春の奥穂登頂のトレーニングになったよ、などとうそぶいてみたりするも、
こんなん絶対イヤ!って言うてはりました。
針ノ木岳山頂
そう言えば、この時がモッくんのヘルメットデビューやったそうな。
針ノ木岳から見るスバリ岳
この先のルートは夏道でいけそうなので、アイゼンを外してスバリ岳へ向かいます。
針ノ木岳からのザレガレのルートでは、道が一部崩落しているところもあり少々危なかったり。
スバリ岳へ向かう途上より、雲が晴れて陽が差してくる。
スバリ岳山頂
スバリ岳山頂からの針ノ木峠 奥にあるのが昨日登った蓮華岳
峠手前の雪渓を眺めつつ、あんなん登ってきたんやな、アホやなあとの想いが。
本山行の主役 スバリ岳山頂からの針ノ木岳です。
針ノ木岳へ戻る途上で見つけた今年初お目見得のハクサンイチゲ。
針ノ木雪渓です。
針ノ木岳からの北アルプス南部。
槍や前穂北尾根なんかが鮮明に窺えました。
針ノ木小屋の前からもこんな感じで眺めやれます。
針ノ木峠でテントを撤収して下山の途に。
前日はひいひい言いながら登った針ノ木雪渓も下山は凡そ1時間、針ノ木峠より約2時間で扇沢に下山完了。
梅雨の合間の好天に恵まれたのが何より、お疲れ様でした。