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2015年9月12日~13日 南アルプス尾白川黄蓮谷

今年の締めの沢山行。
当初、4人で2泊3日の黄蓮谷から甲斐駒ヶ岳登頂の沢山行を計画
しておりましたが、台風17号、18号の影響で、断念。
しかし、9日午後以降の降雨がないので、都合のつく2名で実行。
1泊2日とタイトな計画に変更、さらに、現地到着時間の遅れ等で、
行程の半分、前半のハイライト「千丈の滝」迄の遡行でカット。
黒戸尾根を、五合目避難小屋跡付近からの下山となりました。
翡翠色のとても美しい、広く、明るく、滝のスケールも大きく、
深山の沢遡行の醍醐味をたっぷりと満喫しました。
来期の下見にもなりましたので、皆さんも是非(*^0^*)
尾白川渓谷の道案内に従い進みます。

登山道から外れますが、穏やかなトレースに導かれます。

廃墟のようなトンネルを3つ通過します。

入渓地点への下降箇所は、残置ロープが目印。

エメラルドグリーンというより、翡翠色という雰囲気!

夫婦滝が、迫力ある飛沫。

残置のスリングや細引き、ハーケン、リングボルト

この流れに足が滑ったら…と思うと…残置スリングの気持ちがよくわかる。

梯子滝の上から見ると、かなりの高度感。
ワイヤー(林業の名残?)が有るが、高い所に有るし、
使わずに突破できました。

高巻きのルート探索中、残置ロープを発見(^0^)
しかし、次の高巻き箇所は、ヌメヌメした岩壁に、
擦り切れ、ほつれた、しかもトラロープの残置。
切れたら終わり、落ちたら終わりで、一番の恐怖。

花崗岩なので、ナメは快適です。滑りません。

これが、花岩。赤色の文様が華やかです。

噴水滝

獅子岩、迫力あります。

獅子岩の次に、尾白川本谷との分岐後、遡行図に怖いトラバースと
記載の箇所。残置ロープのおかげで、難なく通過。
でも、足がつってしまった(T-T)
色々模索の結果、ビバーグ決定。

まず、枯れ枝集めに専念。こんなにも必要かと思うくらい必要です。
そして、火が付き始めるとホッとします。
まず、マシュマロを炙って、一服。とろけます。

焚き火は、身体も気持ちも、ほっこりさせてくれます。

途中で拾った胡桃、夜、火にくべたら、どこにあるかわからなかった。
朝、指を真っ黒にして、ほじほじしながら、食べた。
甘くて、雑味がなく、とても美味しい。

前半部分のハイライト、千丈の滝

千丈の滝を左から巻いた高台に「黄蓮谷六龍神」の石塔。
今回は、ここまでで、五合目目指して、エスケープ。

コンパスを頼りに、歩けるルートを探して、やっと登山道に!

登山口付近の沢も翡翠色でした。

来年は、甲斐駒山頂を目指しましょう!是非!
 

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