少しだけ早く秋の気配漂う、北アルプス岩稜帯にやってきました。
快晴の室堂は朝から暑くて、初日はほんと一の越までが一番ツラかったかも。
なんしか日差しがハンパない。
水分とミネラル補給が必至です。
雄山あたりからガスってきましたが、ガレ道をゆっくり歩を進めながつつ切れ間からの風景を楽しみました。
大汝山が今回の最高峰3015m。
デポしてピークハント^^
富士ノ折立は荒々しくてかっこいい。
ピークではガスで展望はありませんでしたが、降りてきたところでなんと青空回復、「黒部ダム」見えました!!
要塞もしくは古代遺跡のようです。
ここを過ぎたらもう尾根のむこうになって見えないよ。
ガスが晴れるのを待っててよかった^^
のびやかな稜線の真砂岳までの稜線をたどります。
右側の内蔵助カールの氷河期来の雪渓はかなり解けていました。
ここは足場も安定してて唯一景色を楽しみながら歩ける場所。
運よくガスも晴れて、箱庭のような室堂が見渡せました。
ちょこんと、シルバニアファミリーを置きたくなるww
しかしそれからまたガスが出てきました
。とても展望はのぞめないので別山をあきらめて、雪渓がないから大丈夫だろうということで左側の巻き道を行きました。
剱沢キャンプ場まで降りてくると、ガスがだんだん上がって、剱岳がその雄々しい姿を現し始めました。
そこから写真撮りまくり^^
関西人パワーで撮影お願いして、はしゃぎまくり~~!!
そして、もうひと頑張り、剣山荘に着きました。
翌朝、5時出発。要らない荷物抜いて、ザックを軽くして。
ガレ道をゆっくり歩を進めます。一服剱からの朝焼けが美しい。
後立山連峰が朝日の中浮かび上がり、光が当たる側は赤く焼けて眩しい。
さー!頑張るぞーーどきどき^^
前剱あたりからいよいよ鎖場登場。
鎖場にはひとつひとつ順番が打ってあります。
登り下り専用のもあれば共通のもあります。
基本、登りが右下りが左。
5番のトラバースが厳しいとのこと。
かなり高度感ありましたが、しっかり足場もあるので慎重にいけば大丈夫でした、ドキドキww
次の難所はやはり9番カニノタテバイ。
登ってるヒトを見上げると高くて怖そう!!
でも手はガバであるし、足もわかりやすかったです。
好天の頂上は素晴らしい眺めでした!!
早月尾根、険しいなぁー!!
来るものを寄せ付けないような拒絶感が漂っています。
コワイけど行ってみたい、いつか^^
そして今日辿ってきた縦走路を振り返り、「よく来たなぁー!!」感慨深くうなづくのでした。
ピークハントしても、まだまだしばらく気が抜けません。
カニノヨコバイはクライムダウンからのスタートでした。
トラバースが始まる最初の足を下す場所が上から見えにくかったけど、私は3番目なので先行の2人に足を置く位置を確認してもらいながら無事進むことが出来ました。
ガレた道がしばらく続き、集中力が低下してきて躓きそうになりました。
そんな感じで岩場とガレ道が交互に続いて、剣山荘まで戻ってから荷物を詰め直して再び出発です。
雪渓の心配がないので、まっすぐ別山乗越へ行くルートをとりました。
雷鳥沢~雷鳥平~みくりが池を通って室堂に戻りました。