コンテンツへスキップ

2016年4月8~10日 鹿島槍ヶ岳東尾根

後立山の人気ルート「鹿島槍ヶ岳東尾根」にチャレンジして来ました。
メンバーは、NM治とNS子の2名。
1day行程の強者の記録は参考外にして、2泊3日の計画。
標高差1750mの長い尾根に、ロマンを期待!!
重~いテント泊装備に、我慢の3日間でしたが、
ナイフリッジ、雪壁、岩と色々な要素を楽しみました。
 


眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡眼鏡
行動記録
<1日目>
48() 500_高の原自宅出発、1100_大谷原着。
11:30_出発(大谷原)11:50_取付き(2堰堤)12:30_尾根筋(1350m地点)に到着、
16:25_一ノ沢の頭(2004m)に到着、テント設営
2日目>
49()  朝から終日晴れ
4:00_起床、6:05_一ノ沢の頭出発、7:05_二ノ沢の頭着(2170m)
9:20_1岩峰着(1ピッチ目30m2ピッチ目50m)
12:55_2岩峰到着(1ピッチ目20m2ピッチ目30m)14:00登攀終了、
15:05_荒沢ノ頭着、テント設営
3日目> 
410() 晴れ
4:00_起床、6:05_荒川の頭出発、6:50_鹿島槍ヶ岳北峰、7:45_鹿島槍ヶ岳南峰、
9:45_冷池山荘、13:00_渡渉地点(1450m)14:03_大谷原着
ゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆき


大谷原の駐車場。金曜日なので、ガラガラ。
車前方にあるトイレは快適。

2つ目の堰堤を上がった所が登山口。赤テープが目印。
いきなり、急登スタート!

尾根に出ると雪があるが、緩んでいて、潜る、抜くの繰り返し。

一ノ沢の頭にてテント。
30分後、八王子の2人パーティーも到着。
東尾根のルート目前の絶景に見惚れる。
夜、風が強く、安眠させて貰えなかった。

2日目朝、ニノ沢の頭から、第一岩峰を臨む。
ここからの、トラバースが長かった。

第一岩峰のルート確認をする先行パーティーさん(八王子の山岳会)

登攀スタート。続けて、私達も。
ビレイ支点用に、持参のハーケンを打とうとしていたら、
先行パーティーさんが打ち込んだハーケンを使っていいとのこと。
ハーケンを打つのは、ここだけらしいです。
ありがたく使わせていただきました。

第二岩峰が見えて来ました。
雪壁をダブルアックスで登り、ナイフリッジを慎重に通過します。

第一岩峰と第二岩峰の間を通過中のS子。
先行の八王子パーティーさんが撮ってくださいました。

第二岩峰1ピッチ目をリードするNM治。
その上部が核心部の2ピッチ目。
チョックストーンの乗越部に、アブミ仕立ての残置スリング有り。

核心部の登攀終了。9日午後2時。
S子は、18キロ背負っての登攀にビビりが入りました。
今回、M治がオールリード!! 感謝感謝!!

荒沢ノ頭より、鹿島槍ヶ岳北峰、南峰の双耳峰。
午後3時。ここで、幕営。八王子パーティーさんも。


10日6時、荒沢ノ頭出発。

7:45 南峰山頂
厳しい登りは、前日で終了と思っていたのに…
この南峰へ登りが一番の緊張。3mの垂壁。ロープ無し。岩脆い。

冷乗越までは、地面露出部多く、アイゼン歩行が辛い。

雷鳥が2羽。暫しの寛ぎタイム(*^o^*)

冷池山荘の赤い屋根が出ています。
スキーヤーが3名。北俣を滑るとのこと。
精悍な風貌に、次元の違う凄さが感じられました。

赤岩尾根と冷尾根の間の西沢を下ります。
大雪崩のデブリを見上げた景色。

まだ、続くデブリを見下ろした景色。

西俣出会の渡渉地点。靴を脱ぐ心の準備をしていると、
八王子パーティーさんが、渡れる箇所を教えてくださった。
飛び石渡りが超苦手なS子、M治の介添えで、無事通過。
装備が重いので、最後まで、泣きが入りました。

この山行を経験して、大いに反省しました。
15キロ背負ってのⅣ級のリード登攀の練習はしたけれど、20キロは未経験。
経験が無い事を本番でリード実行する自信が、S子にはなかった。
雪壁リードの経験値は、M治の方が豊富で、全面依存しました。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です