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2016年10月10日 伊吹山

行動記録
8:35 近江長岡~ 9:30 伊吹山登山口~ 10:35 3合目~ 11:005合目~ 12:15山頂12:45 山頂出発~ 14:05 3合目~ 15:10 伊吹山登山口

 

 

百名山に名を連ねる伊吹山
せっかく行くなら快適な季節を選んで行きたい。
梅雨入り前から3度4度と延期を繰り返しながら、やっと実現。
申し分のない日に決行できた。
登山口行のバスは、積み残しが出るほど。
誰もが今日の日を狙ったのだろう。

うっそうと繁る木々の下、長い階段を抜けると、明るく開けた1合目。
3合目を過ぎると、樹木はなくなりイブキトリカブト、マムシグサ、そしてススキの群生が赤・白・紫のお花畑気分を味あわせてくれてほっとする。
5合目から現れた頂上の稜線と山頂に向かう登山者たちのカラフルなウエアがジグザグを描く。
まもなく自分もあのジグザグに溶け込んでいけるのか。
そういえば多少は汗ばんでくる。
だが時折感じる涼しさは、明らかに8月9月のものとは違う、10月の風だ。
頂上では、寒さでふるえながら昼食を短時間で切り上げることになるだろう。
ようやく7~8合目。
よくここまで来れたと安堵する一方、道はぬかるみ、露出した岩にバランスを崩しそうになる。
下山者と交わすことも多くなり、油断はできない。
9合目の道標は、見落としたがどうやら頂上らしき賑わい。
予想に反し、寒さの心配は全くなし。
熱気のせいか、温かい飲み物をそれほど欲するわけでもない。
どちらかというと山頂は、夏だ。

余裕をもって早めに下山。
登りではゆっくりふり向いている場合ではなかったが、琵琶湖を取り巻くパノラマを誰に遠慮することなく堪能できた。
だが、樹林帯にさしかかるとそれも見えなくなってしまった。
速いペースで、紅葉には一歩手前の最後の新緑の道を駆け下りていく。
さて、他の季節はどんな姿を見せてくれるのだろう。
それを見定めるために何シーズンも来たくなる山だった。

(Oさんの報告書より)

 

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