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2016年9月24~25日 備中の岩場&下帝釈フリークライミング

週末は1泊でF良くんと備中フリークライミング

 

先週の雨で岩場の染み出しが心配で場所変更の案も出たが

どこかしら選べば登れるだろうという事で決行!!

 

F良くんは長屋坂「黒鳥の交差点5.11c」

私は長屋は1年半ぶりなので「スプリング5.11a」MOS狙い

 

9時前に長屋坂に到着、予想通りと言いましょうか…

雨の染み出しでびしょびしょ

黒鳥は今回は絶望的、スプリング・ストライクバックは少しの染み出しで

触れそうだが地面が粘土質なのでロープが汚れそうで気が乗らない

 

これもいい機会、「新しい岩場を開拓しに行こう~」と長屋から移動

 

備中の山あいの集落はベンガラの生産で栄えた土地

車窓からみる民家の瓦屋根も赤茶で土壁も赤茶、独特の景観を楽しみながら

高難度ルートの羽山エリアへ

 

羽山渓、穴小屋の鍾乳洞入口の上がルート

こちらも染み出し酷く登れそうにない、というか高難度すぎて登れるルートはない

唯一登れそうな「半日仕事5.11a」を見上げるF良くん

 

本来なら路頭に迷いそうだが実は朝一で宿舎くろどりへ荷物を下ろしに

行ったときにオーナー杉田さんから雨の影響の受けにくい元祖エリア

バナナエリアが良いのではと勧められていたので元祖へ向かう

 

用瀬小屋へ駐車しガレ場とかなり悪い急登20分のアプローチ道

汗だくで到着した元祖奥の院はパリッパリに乾燥している、ナイス!!

 

初めての岩場は勝手がわからないのでまずは「みずほ5.10a」試登

新公開エリアなので石灰のフリクションは良好!

「みちびき5.10c」、「捨て農具5.10d」、「マーシュ5.11a」、

「いぶき5.10d」、そして最後に取り付いた「かげろう5.11a」はヨレにヨレて

二人とも宿題となる

 

元祖は雨に強い岩場、アプローチの悪さを除けば年中登れるとの事

日当たりがいいので夏は厳しいか…

ビレイの足場は少し悪いがクセのないルートが多くて楽しめる岩場であった、

また再訪しようと思う

 

大台サマコレ程じゃないけれど元祖かなり悪めのアプローチ道

 

今回のお宿は初利用の「クライマーズハウスくろどり」

写真は個室2階の一部屋12畳ほどだろうか、この他にも大きな個室が4部屋

次回から備中はこちらへ宿泊することをオススメする

 

——–

2日目は広島北部の神石高原町にある下帝釈峡の花子岩

高梁から軽自動車規格の細い県道をウネウネと庄原方面へトラバース

乗り物酔いの酷い私には辛い山道…キモチワルイ

 

永野地区は地域活性化に取り組む集落

昔ながらの木造校舎を活かした宿泊施設があり地元地域の方々と

クライマーの交流もある集落である

良い宿泊施設だと聞いていたので当会でも利用することもあろうかと

思い宿泊校舎を見学した後に岩場へ向かう

 

なかなかのスケールの岩場である花子岩

100岩場のトポが不親切でローカルクライマーも居らず

ルートを同定するのにかなりの時間を要した

 

まずは「くりごはん5.10a」でアップし「サルも木から落ちるかも5.11b」

に取り付くが…たかだか5m程のルートなのだが苦戦

 

「こんなとこに宿題残したらなかなか来れんし、この完璧にバラした

ムーブ忘れるわぁ~」プレッシャーに打ち勝ち共にRPに成功

 

続いては「OVER PLAY5.11a」

こちらは持久力系なのだが先ほどのトライでヨレ気味&持久力の無い二人

なんてことのないムーブなのに何便打とうが落とせない…宿題に

 

雨に強い岩場で昼頃より小雨が降り続いていたが全くルートは影響なく

ビレイヤーも濡れることなく上部を見上げてられる

ただ先ほどの11bで出し切った二人にはこれ以上登れるだけの力が残っておらず

撤収することに

 

アプローチ道は遊歩道なので昨日とは違い快適

花子岩だけでも一日ではとても足りない、他のエリアも含めると

「ながの村」に宿泊して連戦するのがベスト

 

5.11後半の課題を触りたかったが新しい岩場で一つのルートに打ち込むよりは

出来る限り数多く触りたいという思いもあり結果5.10後半から5.11前半の

ルートがメインとなった

 

2日で備中と帝釈はやっぱり時間が足りない、ただほぼ同じレベルの技量であったので

非常に効率の良い登りが出来た

まだまだ弱い二人だがもっと強くなろうと決意し帰路へつく

 

真面目な報告を書いている自分に違和感…なぜ…(;´゚д゚`)エエー

 

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