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2017年5月4~6日 仙丈ヶ岳

春山はいろいろ考えていたものの、

たまたま先年入手したアルプを読み返していたら、

 

『一人の子供がくるりとふりむき、山をまともにながめると、すぐ、

 「仙丈だい」

 事もなげにいった。

 仙丈が目の前なのだ。

 それは大きくて、近くて、りっぱだった。その山を失念していたのを私は恥じた。』

(アルプ23号に掲載された石一郎さんの「雨外被」より引用)

 

に再度目を通すこととなり、あらためて感銘を受けたりで、急遽、仙丈ヶ岳が候補として浮上。

なので、春山に備えたアイゼントレの折に提案してみたら、快諾を得、山行が成立となりました。

 

出発日、BCで既に下山していたS吉会長に連絡を取り情報入手、

なるほど雪が多いんですか。

 

歌宿着。
北沢峠のテン場はここから2時間ほど。

 

北沢峠のテン場に到着。小仙丈が麗しい。手

長衛小屋で手続きを済ませ、先ずは幕営をば。
春山にも関わらず、テントが多い。

この日は栗沢山へ登る予定としていたが…

 

仙水峠に至る頃にはガスが立ち込めますも、

翌日登る予定の仙丈ヶ岳は眺めやれました。

 

甲斐駒ヶ岳と摩利支天

 

仙水峠からは微かな踏み跡が残るのみ、

出発時間が遅かったこともあり、山頂を目指すとタイムアウトは必須、

早々に途中で見切りをつけ、甲斐駒ウォッチングを堪能するのみとした。

まあ、メンバー各人とも、北沢峠出発時からそんな気分やったような…(^_^;)

予定通りの行動だったかも。

 

5日7時頃、仙丈ヶ岳山頂を目指して出立。

 

樹林帯をぬけしばらく往ったあたり

おてんき快晴の中、周囲の眺望に目移りしつつ登り往きます。

 

小仙丈ヶ岳に到着。

やはり甲斐駒は麗しい。ゆう★

 

国内1、2、3の高峰を背景に

 

山頂に向かおうとする頃、ヘリが飛来しまして、

邪魔になるといけないので、先に進むのを控えて、少し様子見します。
この下の沢でスキーヤーに事故があったよう。

しばらくすると、ピックアップされたようでヘリは遠ざかりました。

ご苦労様でございました。敬礼

 

この先のアップダウンがそこそこしんどい、泣く

 

あと少し、あそこんところが山頂よ。

 

やっとこさ山頂目前、

 

仙丈ヶ岳山頂

中央アルプスをバックに記念撮影をば。

龍ちゃん 念願の仙丈ヶ岳 良かったね。バンザイバンザイバンザイ

 

やっぱり富士山、北岳、間ノ岳の背景バージョンもおさえておきます。

山頂で居合わせた方に撮っていただきました。
我々と同じ関西から来られたそう。ありがとうございました。

 

小仙丈ではたまた休憩し、下っていきます。

下山後は、食担Y中さんの豪華な夕食をいただきながら、遅くまで反省会を続けてしまった。汗

 

6日 テントを撤収して下山の途に。
テン場の雪解けが急速に進行中、テントも数えるほどしか残ってなかった。

 

北沢峠をあとにして、道すがらポツポツと小雨があったりしますも、カッパを取り出すほどではなし。
歌宿に到着してお終い。

しんどかったけど、面白かった。

 

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