残雪の劔岳のバリエーションルート「源次郎尾根」
参加メンバーは、M崎、NM治、NS子の3人。
5月2日に剣沢で幕営、3日登頂、4日下山の日程。
剣沢で幕営。今日は8張くらい。
トイレも利用出来るように、入り口が掘り出してありました。
雪の下にあるので、昼間もヘッドランプが必要です。
テント設営後、早速、源次郎尾根の取付を下見に行きました。
劔岳も源次郎尾根もクッキリ、青空が眩しい。
剣沢を下り、岩の形状、連なりから、取付く「ルンゼ」を確認。
取付きを確認してから、テント迄の遠いこと。ずっと登り。
3日早朝、晴。気持ち良い出発。テント組ほとんど源次郎!
取付きルンゼは、前日確認通り。
登り始めから、いきなり厳しい傾斜。ルンゼの洗礼が続きます。
1峰山頂。所々、アイゼンでの岩登りが辛かった。
八峰の全容が素晴らしい。2パーティー取付いていました。
2峰目指して、ほとんど垂直に感じる下りで緊張。
さらに、その先、またもや岩露出部の登りに緊張。
2峰は懸垂下降で終了。後、劔岳本峰目指します。
本峰まで、まだまだ急登が続きます。
両手、両足の四つ足登攀中。ハイステップです。
劔岳山頂!
別山尾根を下山します。雷鳥が、もう、まだら模様です。
別山尾根も「カニのよこばい」など雪がなく、鎖出ています。
ひたすらに下ります。ロープで確保されたパーティーもガンバ!
傾斜がきつく、長い下りが切れるとホッとします。
しかし、テントまでが、まだまだ遠い(ToT)
翌4日は、早朝から、みぞれ、雨。
昨日の晴天に幸せを感じながら、下山しました。