劔岳チンネ左稜線＆八ッ峰６峰Dフェースを登攀しました。
もう、感無量の喜びです！
兵庫県連中級登山学校2011年、2012年、2013年修了の3人パーティー、
しかも、皆が初見ルートでした。３人で、リードを交代しながらの登攀。
チンネでは、先行しているのは２パーティーらしい。
すぐ前のパーティーはガイドさん、間もなく、視界の外へ…
私達は、私達のペースで、試行錯誤のルートファインディングでアタック！
まずは、8月5日22：00JR山科駅にてM氏をピックアップ。
立山駅着6日2:30着 室堂発6：50
長次郎谷出合を目指します。
暑い日差しの中、劔沢雪渓の冷気は微かでした。
毎度のことですが、この長次郎谷がキツイ！
幕営予定の熊の岩が見えて来ましたが、なかなかに遠い！
意外にも閑散、先行テントは１張。
7日は、疲労もあるので、軽くDフェースでということでしたが、
ノーチェックの富山大ルート、取付きをミス、あっけなくノックダウン。
とてもⅣ級ルートに思えない！フリーなら11aｂの感触。
離陸から、残置の１ピン目迄でも、ムーブを要求されます。
そのあと、手も足も５㎜未満の保持で、リーチ足りず、フォール。
悔しくて再度取付くも、届くホールド見つけられず断念。
、
その後、少し離れて岩壁を観察、ルートが良く見えました。
フェース初リードのM崎さん、快適リード、コングラチュレーション！
Dフェース富山大ルート、高度感抜群でした！
翌日の本命「チンネ左稜線」のシルエットが素晴らしい。
お隣のテントの２名は、暗くなってから帰還。
チンネ左稜線を、高校山岳部以来の友人との登攀。
半世紀を超す、ザイルパートナーは、苦しみも喜びも共有！
8日、いよいよスタート。
まずは、この雪渓をクリアして、池の谷ガリーへ
池の谷ガリーの気持ち悪いこと、文字では表現不可。
池の谷ガリーから三の窓へ
やっと来ました、チンネの取付
いよいよスタート
クレオパトラニードルが近い
核心部、ハーケン乱れ打ち！
高度感抜群
暫しの至福の後の地獄？
恐怖の下り、登りよりスリルは倍増
池の谷ガリーの安全な稀少エリアにツエルトビバーグの２人。
この２人も高校山岳部以来半世紀超えるザイルパートナーです…と。
ついつい時間を忘れて、聞き惚れてしまいます。
ということで、８日は、無事に、主目的のチンネ左稜線を登攀。
翌日９日は、ゆるゆる気分でしたが、無事帰宅しました。
