コンテンツへスキップ

2018年6月9日 御在所岳中尾根

今回も6月に実施した雪彦山東面スラブ~すべり台~凹角に続き、夏に計画している錫杖岳「見張り塔からずっと」に向けてのトレーニングとして設定してもらいました。

季節は梅雨、天気予報も未明まで雨模様のち晴れ、登り出す10時頃には乾いているかなと思い中止云々の連絡はしなかった。

しかし、前日の雨の影響か徒渉箇所の水量も多く緊張を強いられた。P4の取り付きに着く頃にはあちこちが滴で濡れてしまった。
P4の取り付きで岩を見ると、日陰のせいか表面はしっとり濡れているしクラックの中はヌレヌレ、M浜さん曰く「花崗岩やから滑らへんと思うよぉ」。
いやぁ、この状況で慣れないカムのセットをしながら朝イチのリードは無理です。

P4の登攀は諦めて高巻きからP3の取り付きに移動すると陽が当たっていて、しみだしは有るものの表面だけは乾いている。
今日の目標はここを登に来たので迷わずトライする事に、前回は足を滑らしテンションを掛けた覚えもあり、今回はリードだし同じミスは墜落に直結すると思い慎重に登った。
P2の取り付きに懸垂下降、P2の1P目はリードの経験があるので思い出しながら登り、終了点を間違わないようにとのアドバイスを確認した。
3人とも合流して2P目を見ると、表面は濡れているし苔なのかヌルヌルしてクラックは水浸し、相談の結果ここでやめる事に決定。
今回は苦手意識があったP3が登れたのがとても良かった。
今後はP2後半P1も登れるようになりたいと思います。

また、この時期なのに風が強く冷たく感じられ、特にP2の取り付きと終了点が寒かった。
 

 

 

 

行動記録
山科6:50 _ 駐車場8:10 _ 藤内小屋8:50 _ P3取り付き10:10 _ 登攀開始10:30 _ 下山開始12:30
藤内小屋15:00 _ 駐車場16:40 _ 山科18:40

 

(N村啓さんの報告書より抜粋)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です