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2021年4月24日芦屋地獄谷アイゼントレーニング

 

明日から3度目の緊急事態宣言の発出、ということで、その前日の芦屋川駅前広場。

駆け込み需要で沢山のハイカーやランナーが待ち合わせをしている。

 

既に到着のTさんは、今年の夏山教室のビラを丁寧に説明しながら配って下さっていた。

 

今日は春山向けのアイゼントレーニング。

地獄谷の取り付きに到着すると装備を整え、リーダーからそれぞれが予定している山行の核心部についての説明を受ける。

 

今日は春の陽気を感じさせる、ちょっと蒸し暑い日。

 

滝の横の小さなくぼみに足を掛ける。ひんやりしぶきが気持ちがいい。

「こことここがいけるよ」「右足、左足、向き変えてそっちに足」

前爪を利かせ、踵を上げないように踏ん張って立ち上がる。

 

「そっちじゃないよここから行けるよ」そんな会話をしながら尾根に上がってくると、見渡す限りの新緑。

時折毛虫ぶら下がっていたり、いつの間にかまた春が来ていたんだなあ、としみじみ。

 

 

ピラーロックに到着し、ボーイスカウトの少年達を横目に少し早めのランチ。

帰りは来た道を戻る。

先に行く先輩のクライムダウンを岩上から覗き込む。

地獄谷をピストンするのは私は初めてだったが、三点支持さえしっかりしていれば下りの方が遥かに楽しい。

 

今期の冬は山歩渓で、沢山の雪山と、そのトレーニングにチャレンジさせて頂いた。

その成果かアイゼンが自分の足の一部のように、地面の感覚が伝わるようになってきているのを実感している。

 

また季節が変わろうとしている。

今期はあと何回、雪上を歩けるかな。

 

芦屋川駅9:05ー9:30高座の滝ー11:15ピラーロック11:50ー13:10高座の滝

 

 

 

 

 

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