ずっと行きたかった吉野山へ秋の紅葉を楽しみに行きました。
ピストンになるだけでは面白くないと、リーダーが見つけてくれた青根ヶ峰からのルート。神聖なる吉野を感じさせて頂ける最強ルートでした。
【蜻蛉の滝】
西河バス停からあきつの小野公園に入り、神社横を少し登るとすぐに蜻蛉の滝がお出迎えです。高さ約50mの水量豊かな滝で、雄略天皇を虻(アブ)から救った蜻蛉(トンボ)伝説から命名されたそうです。上段 中段 下段と滝見台があり、色々な高さや角度で近くから滝を見ることができて、見応え抜群でした!滝見台の遊歩道を進む形で青根ヶ峰を目指します。

【青根ヶ峰】
み吉野の 青根が峰の 苔蓆(こけむしろ) 誰か織りけむ 経緯(たてぬき)無しに
—万葉集 作者不明
蜻蛉の滝に注ぐこととなる音無川沿いをせせらぎの音に癒されながら歩いて行きます。途中、山肌をふかふかのお布団のように包み込んでいた苔の美しさが印象的でしたが、万葉集でこんなに素敵に詠まれていたのですね。森の精霊たちが、織った緑の織物を山肌にそっと被せてあげてる‥そんな様子が目に浮かび、この場所がさらにさらに大好きになりました。


道にホコリダケが。プシュっと、ホコリのようにたくさん胞子を飛ばします。可愛いのに、可哀想なお名前。

沢を離れ、林道に出ると、眺望が開けてきます。




眺望はないものの、紅葉の葉がキラキラ輝く青根ヶ峰山頂で、バス停降りてすぐの所で見つけた柿の葉ずしをいただきました。美味しすぎ😋
頂上までは誰にも会わなかったですが、ここで初めて吉野の方から上がってきた方に出会いました。お腹もこなれたので、吉野の方へ下っていきます。

下ると分岐に女人結界の石碑が。

従是女人結界の碑
大峯奥駈道との分岐




【西行庵跡地】
平安時代、西行法師が2年ほど俗世から離れ過ごしたところで、西行が2度の修行の際、この吉野の桜を全国行脚で褒めまくったことで、吉野が全国で知られる桜の名所となったそうです。





【奥千本】
吉野桜奥千本再生プロジェクト、22世紀に吉野の桜を愛でる会で1500本の献木の植樹がされたそうです。



何年か後の桜の時期、必ずこの地を訪れたいと、新たなワクワクができました。
【金峯神社 高城山展望台を経て吉野道を吉野駅へ】

大峯山上ヶ岳一帯の地主の神 金山毘古神(かなやまひこのかみ)を祀られています。生物の枯死を防ぐ神として崇敬された外、金鉱の山を司る黄金の神として祀られてきたそうです。

標高702mの高城山。展望台からは金剛葛城の山並みや三重県との境にある高見山も望めるそうです。







吉野道ではたくさんのお店が立ち並び、あれもこれもと目移りします。私はよもぎみたらしを食べ、大きなサイズの柿、梅干しを買いました。梅干し屋さんはおまけにって、どんぐりをプレゼントしてくださいました。童心に戻ってどんぐり握りしめ歩きました。
今回の山行では、苔も川のキラキラも紅葉も澄み渡る青い空も輝くススキも、楽しいおしゃべりも。素敵なことがばかり。大満喫の1日となりました。ありがとうございました。
【記録】
距離 14.5km. 登り830 下り866
