北アルプスの天気予報が悪いので、御嶽山に変更。この計画も当初は摩利支天山まで行く予定でした。しかし、朝方まで雨が降る予報だったので、スタート時間をずらして二の池ヒュッテまでに変更。リーダーの計画力はいつも勉強になります。
前夜に道の駅「三岳」に到着して仮眠しました。翌朝、田ノ原登山口駐車場に移動して登山開始です。
登山口の天気は快晴。リーダーの狙い通りです。登山口からは最初に目指す王滝頂上が見えています。


なだらかな道を歩いて行くと、最初に現れるのが御嶽神社遥拝所です。ここで、遥か先にある御嶽山の最高峰である剣ヶ峰(3,067m)の御嶽神社に登山の無事を願ってお参りしました。

ここから先が本格的な登山道になります。

八号目に近づくにつれてガスが現れました。

八号目には金剛童子があります。御嶽山の金剛童子とは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)らしいです。肝心の金剛童子の写真を撮っておらず、すぐ隣りの銅像を撮っていました(>_<)

この辺りになると森林限界を越えているのか、岩がゴロゴロした道です。

九号目の避難小屋に近づくと、ガスも抜けてきました。

王滝頂上に到着する頃にはまた青空になりました。王滝頂上から剣ヶ峰までは、八丁ダルミと呼ばれる噴火による岩石だらけの草木ひとつ無い場所です。

いよいよ最高峰の剣ヶ峰にある御嶽神社奥社です。

メンバー4人で記念撮影です。リーダーによると、こちらの石の山頂標識が噴火前からあるものだそうです。


こちら↓は噴火後の新しい標識だそうです。そんなん知らんから去年に来た時はこっちで写真撮影してたわ(´·ω·`)

一の池です。


二の池と二の池山荘、二の池ヒュッテが見えます。噴火前には二の池に水があって、山小屋ではその水を利用してお風呂に入れたそうです。黒沢口の九号目にある石室山荘もここから水を引いていたそうです。
因みに石室山荘は私のオススメの山小屋です。黒沢口ルートから登ると通過点となり、小屋の建物の中を通って山頂を目指すことになります。休憩のみに使う人が多いので宿泊者も少なく、のんびりと過ごすことが出来ます。展望が最高で、ご飯も美味しいですよ。
二の池のすぐそばを歩き、二の池ヒュッテへ到着しました。


待望の1日限定30食の担々麺を食べに行きます。残念なのか、運が良かったのか、ラスト1杯でした。

甘いおしるこも美味しかったです。

担々麺を4人で分ける為に、リーダーが持参していたカップの塩ラーメンを追い麺として混ぜました。すると、元の担々麺より美味しくなったのは秘密です(^O^)
お腹を満たしてから下山です。下山するまで良い天気に恵まれました。


2014年9月27日の噴火により、58名が死亡、発生後10年以上を経ても5名が行方不明。
噴火当時の私は登山に全く興味が無く、ほとんど記憶にありません。しかし、今は歩きながら、もし今ここで噴火が起こったら…そんなことを考えながらの山行でした。
