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2025/09/06〜07  北岳

 当初の計画は鹿島槍ヶ岳でテント泊でしたが、熊の目撃情報が多々あり、山小屋はテント泊を自重して欲しいとのことで北岳に変更となりました。

 前日の夜に西宮を出発して、予定通りに芦安市営駐車場に到着しましたが、前日の雨で広河原山荘への道路が土砂崩れで通行止めです。予約していた乗合タクシーがいつ発車するのか分かりません。

 待っている間、他の山に変更、諦めて帰る、とりあえず白根御池小屋でテント泊など、いろいろと考えました。結局、4時間遅れで乗合タクシーに乗れました。

 天気は快晴で暑いです。登山口から最初に橋を渡って登山道に入ります。白根御池小屋までに、木の階段が20ヶ所くらいあるというレポを見ていたので数えていましたが、案の定、途中で忘れました。

 白根御池小屋へ到着すると飲料水を補給しました。いよいよこのルートの名物である草スベリです。まあまあな急登で、ただひたすら登るだけなので写真はありません。

 小太郎尾根稜線に出ると一気に展望が開けました。ルンルン気分で歩いていると、遠くに肩の小屋が見えてきました。

 北岳肩の小屋の標高は3,000m以上あり、日本で2番目に高い山である北岳の山頂直下にあります。以前からここでテント泊をしたかったのです。

 4時間遅れのスタートでしたが、なんとか挽回して早く肩の小屋に着きました。テントを設営して、今日はこれで終わりかなと思っていたら、リーダーによると、今からなら暗くなる前に北岳山頂まで往復出来るとのことです。

 ここのテント場で富士山を眺めながら、コーヒーやビールを飲み、のんびりしたいというのが今回の山行の楽しみでした。でもやっぱり山頂へも行きたいです。明日の午後から天気が悪くなる予報なので、下山時刻を考えると行くなら今日しかありません。

 テントに荷物をデポして空身で山頂を目指しました。草スベリは想定内でしたが、ここからが1番キツかったです。久しぶりに息を切らしながら登りました。

 山頂で記念写真を撮ると、やっぱり頑張って登って良かったと思います。

 山小屋で缶ビールを買ってテント場に戻るとすぐに夕食を食べました。時間は押しているし、疲れているし、調理が簡単なラーメンは助かりました。焼豚と乾燥野菜を入れたので、家で食べるより豪華でした。シーキチン入りのポテトサラダも美味しかったです。

 翌朝は2時半に起きて朝ご飯です。その雑炊が寝起きの体に優しく、美味しく、食べやすかったです。

 テントを撤収して、計画通り4時に出発。真っ暗なのでヘッドランプをつけて下山です。上りと違って下りは速いです。グングン下って行きます。

 いつのまにか夜が明け、青空が見えてきました。今日はバスと乗合タクシーが順調に走っているのでしょう、下からたくさん人が登ってきます。途中、何度も立ち止まって通り過ぎるのを待ちました。それが適度な立ち休憩になったのかペース良く歩け、計画より2時間早く無事に下山出来ました。

 今回の山行は、熊情報による山の変更に始まり、土砂崩れによる通行止めなどのトラブルの中、リーダーの的確な判断と指示で北岳に登頂することが出来ました。リーダーは歩きながら、メンバーの様子、ペース配分、天気、時間等を考慮しながら、どのような山行にするか決断していったと思います。いろいろとご配慮くださり、ありがとうございました。