残雪期の雪山仕上げに槍ヶ岳に行く予定が、台風並みの爆弾低気圧のおかげで山変に。 槍の山頂は風速25m越えの予報でした(T_T)
アケボノツツジがいい感じだということで四国の西赤石山に、そしてついでにうどんと讃岐富士を楽しみに行ってきました。
前夜に東平(とうなる)の駐車場へ向かい、駐車場で車中泊とテント泊でした。
【1日目】
東洋のマチュピチュと言われる遺構が残る別子銅山。下に見える雲海がよりマチュピチュ感を醸し出していました。遠く西赤石山山頂を見やると、斜面は薄っすらピンクに。美しい景色への期待が高まります。


ペースを乱すことなく、同じ速さで歩く練習も兼ねて、出発。
しばらく歩くとイギリスの森にいるかのような遺構が。中はだいぶ朽ちていましたが綺麗に改装したらカフェになりそうな空間でした。
新緑の中またしばらく歩きます。時々地図読みの講習もしていただきました。
諸所に石積みの遺構や、古い橋が残っています。その昔使われていたレールも残っていました。




徐々に新緑の合間から斜面のピンクが見えてきました。登山口から3時間ほどで兜岩到着。
西赤石山の方を見ると、山頂からこぼれるようにピンクのアケボノツツジが咲き誇っていました。




兜岩から30分ほどで山頂到着。山頂からは東赤石への縦走路や笹ヶ峰、四国の山々が見渡せました。

下山路でもアケボノツツジはもちろん、ワチガイソウ、ミツバツツジ、ツルギミツバツツジ、ミヤマカタバミ、ヒカゲツツジ、オオカメノキなどたくさんのかわいいお花を見ることが出来ました。




東平駐車場6:00…第三通洞登山口6:20…兜岩9:15…西赤石山9:50…東山11:10…銅山越11:30…第三通洞登山口12:45~東平駐車場12:50
距離8.9km(行動時間約6.5時間)
この日は焼肉で楽しく宴会後、夜の丸亀城を散策。その後、丸亀市内のゲストハウスに宿泊しました。




【2日目】
丸亀に来たからにはうどんを食べなければ。と、朝一うどんで腹ごしらえ。讃岐富士近くの「よしや」へ。
開店前からすでに行列でした。


きつねがぶ厚くて食べ応えがあり、ちくわの磯辺も青のりびっしりでおいしい。麺のコシは少し柔らかめ。
そしてきれいな円錐形の讃岐富士、飯野山へ。出発したらさっそく黒猫さんがお出迎えしてくれました。


綺麗に整備されていて登りやすい登山道でした。ルートは山頂へ渦を描くようにぐるりと山を一周しています。諸所に丸亀市内が見渡せる展望ポイントがありました。昨日の丸亀城や旧レオマワールド、瀬戸大橋、坂出港も見えました。


1時間ほど歩いて山頂到着。みんなで記念撮影してお薬師さんに手を合わせます。
山頂の展望はないなあと思っていたら、少し下ったところに展望台があるよ、と地元の方が教えてくださいました。麦秋に染まる讃岐平野の展望を楽しんだ後、おじょもの足跡と記念撮影。

今日はうどん山行です。下山後、おかわりうどん。「なかむら」へ。
こちらのうどんはコシが強くて讃岐うどんらしいうどん。おろしとショウガ、えび天を乗せていただきました。

その後はおかわり参拝登山、金毘羅山へ。
参道にはおしゃれなカフェやお土産屋さん、食べ歩きの店の誘惑と闘いながら階段を進みます。




応挙の襖絵(レプリカ)を通り過ぎて表書院を外から見学、本堂へ着く頃にはいい汗かいてました。本堂からは今朝登った飯野山が見えました。
みんなで記念撮影後、のんびり下山。途中お土産物屋さんを覗いたり写真を撮ったり、大人の修学旅行気分です。
その後は温泉に入ってすっきりしてから、讃岐名物骨付鳥をいただきに「一鶴」へ。スパイシーで柔らかくて、うどん2杯食べた後でもペロッと一本いけました。

おなか満腹で明石大橋を渡り、帰宅の途につきました。
山行予定日が荒天予報でも山変で計画を変更してくださり、楽しい週末を過ごさせていただきました。
【讃岐富士(飯野山)】
丸亀市野外活動センター駐車場7:43…8:41飯野山山頂8:59…駐車場9:33
距離4.2km(行動時間約1時間50分)