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2024年8月11日~13日トムラウシ旭岳縦走

昨年台風で中止となった北海道遠征。今年も直前に発生した台風の動向から目が離せない。北海道初めて山行の私はびくびくワクワク。飛行機から降りてやっと行けるぞーと嬉しい実感、噛み締めた。

とりあえず空弁。うまうま❤

翌朝トムラウシ温泉5時スタート。

カムイ天上。

このあとしばらくドロドロずるずるの土道を歩くことになり緊張と集中で脳みそが溶けそうになる。

あてにしていたテン場は水涸れらしい。立ちはだかる水問題。コマドリ沢から水を汲んで持って上がることに。

コマドリ沢の分岐からは素敵なお花畑が続く。

一番楽しみにしてたエゾヒメクワガタ。

チングルマのそよぐ大地。

牧歌な感じ。歩荷だけど。

左奥、前トムラウシ山。トムラウシと同じ王冠の形らしい。トムラウシに登頂してその意味がわかった。

2日目。夜中、しきりに降った雨もあがり、素晴らしい朝陽を浴びる。

カムイよ、感謝します。

蕩々と水をたたえる北沼。くっそ、これがもっとテン場近くにあれば。

トムラウシ山、着。

凄い!! かっこええなあー!!

ウスユキトウヒレン。朝露を細かい毛で被われた葉で受け止めていた。

天沼。

化雲岳。

こんなテーブルマウンテン的な山が並ぶ。

藪こぎもハンパない。

ハイパーなエゾハイマツ。しなやかでパワフル。ハンノキにナナカマド。手強い。

コエゾゼミ。美蝉。けっこう地面でジイジイ言ってた。ザックに乗せて次の休憩地までご一緒した。

この日は白雲岳避難小屋のキャンプ場まで。

お水たっぷり汲めるし、協力金で蛍光ピンクの手拭いもらって気持ち上がりーの。

3日目。ガスと強風の中スタート。

左からの風を受けてメガネの左レンズがずっと露で曇ってた。

ほらな。白いし。(この時点で白雲岳は通過)

黒岳もあきらめて旭岳→下山に。

ところがです。ガス抜けてきたではありませんか!

黒岳方面。振り返って。

おお、旭岳の堂々たる後ろ姿。

あ。でも。登頂したら。

こんなもの、です。とほほ。

でもなぜか無人。お盆の百名山山頂を一人占め。後できくと強風でロープウェイが2時間遅れでスタートということだった。

いろんな色の縞模様。

ただいま、噴煙中。

姿見までおりた。THE旭岳正面。

初めての北海道のお山はスケールがデカすぎて圧倒されっぱなしだった。凄い、連発、それしか言えないよ。高台に広がった平らかな大地には本当にカムイがいたかも。 

後半戦に続く。