私の大好きな山、氷ノ山。
雪山で訪れるのは初めて。
今回はわかさ氷ノ山スキー場からリフトに乗り、一気にリフトトップへ。
ガスで幻想的な雰囲気の中、しんと静まり返った樹林帯をゆく
日差しが強い。気温もぐんぐん上がっていくのが分かる。
時折バラバラと霧氷が落ち、頭を直撃するが何だか嬉しい。
30分程であっけなく樹林帯が終り、のびのびとした稜線の大雪原に出る。
お~。何とも気持ちのいい稜線だこと!
青空の下、三の丸~山頂まで稜線がぐるーっと繋がっていくのが見える。
これぞザ・雪山ハイクといった感じ。人も少なく独占だ。
西側に広がる雲海の中、山々が顔を出している。
山頂避難小屋。ここでひとまずお腹を満たす。
そこから氷ノ山越を目指し、下山へ。
山頂から20分位下ったところ。今日の核心のこしき岩を慎重に巻く。
落ちた霧氷が足元に積もり、それが足を出す度にサラサラと崩れて歩きづらかった。
雪庇が張り出す稜線をゆく
遠く鉢伏山までの縦走コースの稜線が見えた。
今日はきつい登りもほとんどなく、あっという間に稜線の雪原歩きが楽しめた。
雪の下には夏山で知る、あの力強い自然が眠っている事を忘れてしまうほどの、優しく静かな稜線だった。
やっぱり氷ノ山はいい。
わかさ氷ノ山スキー場10:10=10:40リフトトップ~11:30避難小屋~11:35三の丸
~12:30氷ノ山13:00~13:50氷ノ山避難小屋空~わかさ氷ノ山スキー場14:50